転ばなかった！ よかった〜（第一声）
素材的に転ぶ自信があったので、恐々と行ってきましたが、致命傷は負ってません。たぶん。……たぶん。
以外、ネタバレありの感想
因習村のクソな感じがいい感じに煮込まれていて、よかったですね。
突如始まる連続殺人。途中から犯人は「あ、沙代ちゃんやろなぁ」と分かってしまいましたね……（殺される人、みんな死ぬ前に沙代ちゃん見過ぎよ）
沙代ちゃんにナイフ（医療用メスかな？）突きつけてる時の水木の様子が、なんかこう小心者でよかったですね。君は人を殺せる男じゃないんだろうな感。
でも沙代ちゃんが燃え尽きた後の、水木の切り替わりはちょっと早すぎる気がする。分かってた結末だからなのかな。君もう少し人を好きになれよ。
後半、血の池の横で鼻血出して力尽きてる水木は良かった。人間の無力感出ていいね（ぼくは何目線なんだろうな？わかんないね）
思ったより血みどろだったし、因習と人間のゲスみがとても大人向けではあったけど、所々で『鬼太郎は子ども向けアニメですよ』って現実がチラつくのもあってか、踏みとどまれた気がしますね。
子ども向けには見せられない内容じゃないですか？
しかし、全てを狂骨におっ被せすぎじゃないですかね。怨念だから、と言われるとまぁはい、なんだけど。
狂骨っていうと、禍話の狂骨の話（怖いより笑える話）が過ぎってしまって、こう……うん。
大丈夫、帰れました
友人に「帰れないんじゃ……」と心配されたけど、無事に帰れました。
すずめの戸締りの時ほどじゃない。あれはね、たぶん芹澤本という劇物のせいで致命傷を負っただけで、沼には転がり落ちなかったからね！
（この時は沼る気配を察知して、芹澤本を友人に速達で送りつけるという、物理的距離をとることで事なきを得ました）
昨年からの宿題でもあったので、観れたのは満足。前知識がほとんどなくても（鬼太郎を知ってる必要はあったけど）面白かったです。