七草はたしか午前中に食べた方がいいはずなんだけど、起きたらお昼過ぎてたから、まぁしょうがない。
七草は毎年食べるようにしている。無病息災の願掛けですしね。
今年はゆかりさん入り。あっさり粥にゆかりの酸味が引き締まって美味しかった。来年もあったらコレにしよう。
実家でも季節の食事は必ず出ていたので、こういう季節事はやりたいなぁと思うのです。
引きこもって仕事をしているので、どうしても季節の感覚が分からなくなってしまうのです。だから食材の買い出しの時には季節の花を買い、部屋に季節を飾るようにしています。
今はワンコインで買えますから。ちょっとお菓子我慢すればいいくらい。コレで部屋に彩りが増えるなら良いと思っています。
時間や時節を把握できるのは良いことです。
色んなことに翻弄されて、人生の夏休みを一人で過ごしていた時、追われるように何かを作っていたら、本当に時間の感覚が分からなくなった時があるんです。
今日が何曜日で、朝か夜かもわからない。今は何時? ご飯は食べたっけ?
気付いたら床に倒れていて、あーコレは死ぬな、と思い知りました。社会から隔絶されすぎると、自分はきっと創作にのめり込んで死ぬのでしょう。
今は家族がいますから、お陰で季節と時間はきっちりしていないと、家族が教えてくれます。お腹が空いたとか、そういうの。集中しすぎるので、ほどよい邪魔と分散は大事ですね。
季節事を大事にして、家族が独り立ちした後に「そんな季節か」と思ってくれるようになったらいいな、という目論みも少しある。
季節は人を生かして、育んでくれるような気がしています。