たまらん本当にたまらん。私はキャラがいろんな姿を見せてくれる作品が大好きです。ファイアーエムブレム風花雪月も学生姿と成人後の姿を見せてくれたからハマったと言っても過言ではありません。
ハズビン・ホテルのキャラは主人公のチャーリー以外は悪魔になる前の姿がある!!そしてダークだけれどファンタジーなので妄想もくっきりと作画される。私の推し、ラジオ・デーモンことアラスターは巨大化したり触手生やしたり修道女姿になったり、ととにかくサービス精神が旺盛すぎる!
このように目のご馳走という面でも福利厚生が豊かな上に批評性がある。あと多分監督は本気で人間の善性を信じて愛している……。互いに尊重しあうべきだ、善行を積むのに資格はいらない、人は変わることができるという力強いメッセージがある。
ゲットーに閉じ込められ、問題解決の手段として虐殺される存在を描く。虐殺していい理由を常に探す天使たちがこれまでの歴史や昨今の世界情勢を思わせる。(でもきっと制作中はここまで悲惨なことが現実で起きるとは想定していなかったはず)
主人公のチャーリーはシステムにもたれかかる大人たちや権力者たちとは違う道を行こうとして、もがき苦しみ失敗もするが決して諦めない。パイロット版のアラスターの言う通り、そんなチャーリーの生き様は極上のエンターテイメントだと私も思う。
5/5のスーパーコミックシティでハズビンホテルのイベントあるから買い物に行こうかな……。