子供向けコンテンツに潜むクィアネスや色気

111strokes111
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幼女の頃ムーミンが大好きでした。あれ、今思うと私のクィアリーディングの目覚めだった可能性がかなり高くて……。

ムーミンをほぼ知らない方がスナフキンが公園を壊すゲームをやって「友情……だよね?」と言っていたので私が「去ってしまう男とそれを健気に待つ存在という関係性に目覚めたのはムーミンがきっかけです!」とお伝えしました。

でも散々、英語圏で擦られているセサミストリートのアーニーとバートではそんなこと考えたこともなくて、後にアメリカ人のゲイ男性がエッセイで「バートみたいな恋人が欲しい」と書いているのを読んで初めて理解しました。理解した後はそうとしか思えなくなりました!

多分、描線にセクシーさがある、と判断するか否かで決まる気がします。今、私はハズビンホテルに夢中なんですが作者のスケッチ見てると色っぽくてびっくりします。日本のオタクにも分かりやすいセクシーさ。

スティーヴン・ユニバースがいまいち日本で跳ねなかったのは日本の大多数の視聴者に分かりやすいセクシーさがなかったからなんだろうなと思うとちょっと悲しい。(パールは絶対に好きな人がたくさんいるはず)

ハズビンホテルで目覚めた子たちがどんなオタクになるのかすごく楽しみです。

あと人形の色気はヤベェ、を川本喜八郎の人形劇で叩き込まれたのでNHKはまたああいう人形劇をやってください。

@111strokes111
だからなんだ?ということを書くような気がします。