今年出した本を並べてみました。これが俺だ!(BLの姿)
初めましての方が殆どかと思います。
blueskyで主催さんとご縁がありbooknook vol.3に参加させていただきました。
2020年にオタ活に復帰した際は交流をする気がなかった上に紙の本を出す気がなかったので机の上にあったCDアルバムから適当にHN/PNを決めました111strokes111と申します。すと、と呼ばれることが多いですがお好きにお呼びください。(こう言う場において名前なんてものは単なる記号に過ぎないので……)
活動ジャンルは「ファイアーエムブレム風花雪月」でレスター諸侯同盟のクロードとローレンツに関する本ばかり出しています。BL、男女カプどちらでも本を出している雑食です。
booknookについて
オールジャンルのオンライン即売会に参加したのは初めてですが、それでもこの規模だとかつて一方的に本を読んでいた方とすれ違うことができるのだなと思ってびっくりしました。日頃は全く目に入ってこない作品の二次創作に触れる機会は本当に得難いものでとても楽しかったです。
あと新巻鮭さん(blueskyからのご縁なのでこの呼び方)のこまめさに脱帽ですよ……放置された感じというのが一切ない。主催というのは多忙な立場ですからコピペ反応で済ませても構わないのにきちんとコメントをいただいたので本当に嬉しかったしありがたかったです。
2023年の活動について
ページ数稼ぎと悪評高いA6サイズが好きなので今年もA6サイズの本しか出しませんでした。
私は自分を信じていないので即売会に合わせて本を作る時は発行予定日から逆算し、あらすじを日数で割ってその週のノルマを決めて小説を書いています。人前に晒さないとミスに気付かないので小刻みにポイピクにアップしています。
作業環境がスマホのみ、と貧弱なので表紙デザインや文字組みは外注に出しています。その都合で締切が印刷所が出した締切より3週間くらい早まることが多いです。表紙イラストやカラー口絵は同じカプの方に何かと引き換え(こんな話を書いてくれたら表紙と口絵を描く、をそのまま実行する、息子のお古をお譲りする等)で描いていただく場合とコミッションで依頼する場合があります。
今年は即売会の日程の都合でBL本しか出せませんでした。東京開催のコミックシティでファイアーエムブレムのイベントがある際はBL本の発行、ピクトスクエアやピクリエ開催のオンラインイベントでは男女カプ本の発行や男女カプの小説を展示、という形式で活動しています。
2023.5.3発行
「クソ雑魚サキュバスなローレンツくん」p.68(印刷会社ポプルス)
2022年のハロウィンにRTAで書いた短編が元になっているトンチキ現パロ本。故郷を飛び出して官能小説家をやってるクロードと彼に召喚されたクソ雑魚サキュバスなローレンツの話です。
肝心なところは隠れているのに絶対にwebには載せられないカラー口絵をいただけたので書き下ろしが1話増えました。私がどこかで真面目なことやまともなことを述べていたとしても説得力が完全に無になるいい本になった!と思っています。
2023.6.25発行
「願い骨」p.132(印刷会社ポプルス)
2020年に出して完売した本の書き下ろしに加筆(+2.5万文字)修正したものです。発表した時は唯一の全年齢長編でしたが書き下ろしでR18シーンを足しました。
原作翠風ルート準拠のご都合年齢操作物ですがさすがにショタ状態ではR18が成立しないのでR18シーンは元の姿に戻った後のことです!
書き下ろしの最後に出した人でなしの呪い師が気に入っています。(BOOTHの在庫なし)
2023.8.27発行
「数多の叉路」p.422(本体:ポプルス表紙:プリントオン)
いつもは肘のあたりにある神経の塊で装丁を決めているのでクリアPP加工しかしないのですがたまに装丁に凝る時があります。透明フィルムカバーに透明ホロ箔でタイトルを入れました。1番上の写真とこちらのアップの写真でも色が違って見えますね。
「ファイアーエムブレム風花雪月」の続編「ファイアーエムブレム風花雪月無双」の打ち切りエンドのようなオチがあまりに納得いかなかったので書きました。やたら分厚いのは本当に最初から最後まで書いたからですが以前、出張編集部で小説を見てもらった際「戦記物の二次創作なのであらすじR18あらすじR18、という反復横跳びのような構成は正しい。だがR18シーンが短すぎる。それぞれにつき、あと400〜800文字追加すべき」と言われたことを受けて、それなりにR18シーンを長くしたからです。(戦闘中の人体欠損描写がBOOTHの規約に引っかかるため通販はとらのあなのみ)
2023.11.23発行「そして、そのあと僕たちは」p.80(印刷会社プリントオン)
20日間1日も休むことなく連続して800文字書く、という実験の結果出せた本です。偏光ラメペーパーにタイトルの一部だけホログラム箔押しを使っています。触り心地が良い!こちらも上の写真とアップの写真で箔の色が違って見えますな。
「離婚して再婚する推しカプが見てえなあ。書こう」という安直な発想から書いた現パロ(警察官×ガラの悪い公立校の教師)です。
「真昼の月と花冠」
2024年2月オンラインイベント「5年目の同窓会」で紙の本にする予定の男女カップル(クロヒル+ロレマリ)の話です。風花雪月無双青ルート準拠。
12/1に本文が書き終わりました。年内に書き下ろしを書いて年明けには表紙と口絵とカバーデザインをコミッションで依頼する予定です。
文通にまつわる話だったのでその子たちが書きそうな手紙の文章を考えるのが楽しくもあり大変でもあり、でした。
2024年は男女カプの本を2冊、BLでは現パロの短編を1冊と原作ゲーム準拠の長編を1冊出す予定です。
それと12/1のダズンローズで推しカプ(BL)のイベントが内定したので2020〜21年に発行して完売した長篇を加筆修正(続編発売前に書いたので続編で明かされた情報と出張編集部でもらった助言を反映したい)した分厚い、3冊組くらいの装丁に凝った再録本を出す予定です。