2024-06-06(木)

ひろひろし
·

子どもの承認欲求と最近読んだ本の話について。

子どもって、承認欲求というか、親に褒めてもらいたい、という欲求が強い。私自身も褒めてもらうことは嬉しいことですし、「褒めて伸びるタイプ」だと思っている。だからたまに子どもが「テストで高得点をとったんだよ」とか「テレビゲームの試合で連続で勝った」など、細かいことで承認欲求を求めてくる。

でも最近思うことは、褒められることが目的となってしまうムーブになってしまうのではないか、「褒められるための最適な行動」といった他者軸のムーブになってしまうのではないか、と心配している。なぜなら、他者が変わったりだとか基準が変わったりするとやきもきしてしまうことが多かった。実際学校の成績と社会の成績は違うことは身を持って知ったし、学校なんて所詮先生ひとりに対して良い生徒でいれば自然と成績が上がるのだが、社会に出れば色々な立場の人が色々な考えのもとで社会の成績が決まるので、ムーブは非常に難しい。だから安易に子どもの褒めて!に応えることができないし、子どもからテストの点数を見せられた時になんと言えば良いのか、いつも困ってしまう。

先日紹介した野口総一さんの本でも、「他者の評価に基づいたアイデンティティは脆い」、といった話が書かれていた。彼は宇宙飛行士を目指し宇宙飛行を行い引退するという流れの中で、「結局幸せは自分の中にしかない」という話だった。だから親に褒めてもらうこと、SNSで映えを狙っていいねをもらいたい、という承認欲求が行き過ぎるのはどうなのかなぁ、と思うのは正解だったように思う。

なので例えば子どもが「テストで高得点をとったんだよ」と言ってきたら、「それに対して子どもとしてどう思ったのか、自分でどう評価したのか」を確認しているのだが、それでいいのだなぁ、と思った。「テレビゲームの試合で連続で勝った」というのも、「それに対して子どもとしてどう思ったのか、自分でどう評価したのか」というのを聴いてあげる、確認してあげる、というのが親としてはいいムーブなのかもしれない、と改めて思った。


声日記録ろうと思ったけど、疲れてやめて、栄養ドリンク飲んで、でもスプラやってる。なんかあれよね、ちょっと声日記が自分の中で堅苦しいものになってきているのかもしれない。

@16164day
ポッドキャストと読書が好き。