「結果があれば評価される」というのが健全な状態だけど、自分も手応えを感じながら、周囲がそれ以上に評価してくれたことが、過去に何回かあった。
ベンチャーに新卒入社して、なんでもやらせてもらっていたとき。スキルはないけど、デザイナーがほとんどいない職場で、サービスデザインをしていたとき。デザインのスキルを持ちながら、ディレクター業務、チームのマネジメントをしていたとき。前任の上司が退職し、マネジメント候補が他にいない中で、マネージャーを任されたとき。
人材の評価は、転職市場・業界で一定の基準はあれど、評価は見る人で前後する相対的なもの。「そもそも人がいない、その人しかできない」という希少性が高ければ、相対的に評価も高くなる。
最近、絵を描いているなかで似たようなことを考える。
例えば、Xでは神絵師が多すぎるし、見ている人も素敵な作品にたくさん触れていて、正直僕の絵のリアクションは悪い。けれど、物理的に展示をしたり、イベント会場で、思いや考えをお客様とお話しすると、それも含めて「いいね」と言っていただける機会が多々ある。
いいものをつくる前提だが、自分の能力・履いてる下駄は変わらない。けれど、希少性が上がる場を探して挑戦をすることで、評価されやすい場所が見つかるんじゃないかなと思う。
持っているカードをフル活用しながら、いろんな場所で展示させていただいたり、海外へ向けて発信をしてみたり。作品を信じて、「作品、いなげ」をめっちゃいいね!と言ってくれる人にお会いするために、いろんな挑戦をしてみたいと思います。