神はいない 神は俺だ

神様に何かを祈ることはあるだろうか。

俺はある。

でも神様なんて言っても精神を整えるための呪文のようなもので、南無阿弥陀仏と言う感覚と同じだ。神はいない。そう思っている。

何らかの宗教を信じてる人を除いて、自分の感覚としては、神様というものは雲の上のどこかにいて、自分の何らかの運命を握っているような存在だと思っている。実在してはないけど、なんかそんな感じ。

でも考えてみてほしい。なぜそんな曖昧なものを当たり前のように信じているのだろう……と。

だって自分の運命を握ってるのは結局のところ自分だし、神様は実在してるか分からないけど俺自身は確実に実在している……。

じゃあ自分を信じた方がいいんじゃないかって……。

まあここまで書いたけど、それが出来ないから存在してるか分からないものに縋ってしまうのかもしれないとは思った。

だって自分の運命を自分のせいだって思うのが残酷なことがあまりにも多いからね。

でも俺は自分を信じられるようになりたい。神は俺だ。