語彙力ぅー。
何故か必要な時に絶対思い出せない単語がある。あとから思い出したり、検索してやっと「君かー」となる単語。
「インデックス」と「サムネイル」がそれだ。
年末も年末、大晦日の夜にパソコンのデータを時空のはざまに飛ばすあほをやらかしたのだが、その余波がチラチラと顔を覗かせる。その一つに画像データが開けないという現象があった。そのことをいつも入り浸っているSNSに投げた時の話。起きていることを説明するための簡単で適切な単語が出てこない。
「サムネは読み込めてるけど、データは開けない」
これだけで説明がつく。少なくともあそこにいる人たちには間違いなく理解してもらえる簡潔した文章だ。しかしあの時のぼくには「サムネ」「サムネイル」「インデックス」などの単語が出てこなかった。
適切な単語があるのは覚えてるんだけど、なんだったっけなぁ? うーん、うーん、うーーーーーんんんんんん、出てこない!!
そんな脳みそスッカラカンのぼくがヘルプを出すために投げた文章がこれ。
「データの入ったメモリーカードは読み込んでいる、フォルダーは開けてアイコンで一覧が出る。そこから一枚絵クリックするとエラーメッセージが出るって感じです。」
たぶん伝わる。伝わったはずだ。でも先述の簡潔している文章に比べてどうなのよと自分で突っ込まざるを得ないし、なんならネタにする。
サムネイル(サムネ)、インデックスこの二単語が昔から必要な時ほど出てこない。頭文字すら出てこない。出てくるのは「適切な単語あるんだけどなぁ」だ。えぇ、なにこの残念な脳みそ。
これらの単語を知ったのはたぶんカメラのフィルムに「APS」規格が出たときだと思う。もしかすると英語の授業なんかでも耳にしている可能性はあるが、記憶にないからノーカンだ。APSはフィルムを現像に出すとネガの代わりに縮小された写真が一覧になった紙がもらえた。この小さくなった写真一覧がいわゆるサムネだ。なんか当時はインデックスとか言ってた記憶もあるので、ぼくはサムネとインデックスがいまでもごっちゃになってる。当時は「はえー技術の進歩すげぇ」なんて驚いたものだが、この規格、いまはもう流通してない規格らしい……技術の進歩ぇー。
話が逸れた。
こんな感じで実生活に近い単語でありながら、使う場所が限られているせいか必要な時に出てこないのである。存在は知ってる、なんだっけ? って具合だ。
みなさんはこういう、たまに使うんだけど、必要な時に出てこない単語ってあります?
今回ぼくがわざわざネタにしたのは今度こそ必要な時にすっと思い出したいので書いたのだが、これ昔日記(ぼくは手書きの日記をつけている)に書いた記憶あるぞ。……手書きしても駄目だったんだからデジタルで残しても「書いたこと」だけ記憶に残ってまた「あれー、適切な単語あったんだけどなぁ」ってなるやつじゃーん!!
うーん、ぽんこつ!!