あとがき。

いろは
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公開:2024/12/23

 ごめん、それとありがとう。


  終わりました。本当に終わりました。夏から始まった謎の腐れ縁期間が無事、終わりましたーーーー!! やったーー!! 駆け抜けたーー! これ前も言ったけど、これで本当に終わり(まだ事務処理的なことは残ってるけど、それは残務なのでノーカン)。

 各分室民、各位には大変お世話になりました。

 改めてお詫びとお礼申し上げます。ありがとうございました。

 書き終わりの頃、実生活の負の感情も相まって情緒グチャグチャでさ。こういうときって書き込んでも自分も不快だし、見てる方だって不快になるってわかってるんだけど、ひとりじゃ耐えきれなくて、顔出して、結局書き込んで、不快だけをまき散らして、あとから見返してこそっと消すと言う悪循環を繰り広げるのよね。繰り広げたよ……申し訳なかった。

 それでもみんな大人で、構ってくくれたこと、本当に嬉しかった。感謝申し上げます。ありがとう、ありがとう、そしてありがとう。

 来年はもうちょっと、大人に……なりたい!!

 でね、ここからは当日以降の話。

 イベントには結局新作(10万文字の奴)、公式ネップリ企画、ネップリ、過去作の展示と言う形で参加しました。

 新作とネップリ二つは今回用に書いた奴だし、ネップリは分室でネガを吐き出してたことを知ってる人は知ってると思うんだけど、結局出しました……いろいろ考えたけど、こういう活動してる時点で、ネップリだけ嫌厭しても意味ないのでは? と思いまして、参加することに。

 この辺のネガをまき散らしてたときに相手してくださったみなさん、ありがとうございました。

 イベント直前(マジで直前)に上手く面付け出来ない問題が浮上して、また分室で大騒ぎして、あげく遅い時間なにも関わらず付き合わせて、付き合ってくれて……うぅ、思い出しても優しさに泣ける。ありがとう。

 ぼくはもうひとりで書き物出来ないかもしれない。分室の半分は優しさで出来てる。助かりました、ありがとう。

 そんなこんな、トラブルを抱えつつ、始まったイベントでした。

 …………が、楽しかった!! 楽しかった!! ちょーー楽しかった!!

 オンラインイベント自体まだまだ不慣れで、気になった所とか、分室民が参加してるってのをこそっと覗きに行くくらいしか出来てなかった奴が、謎の行動力でサークル参加するという暴挙。

 サークルで出るとなるといろいろ準備するモノがあるわけで。実イベントだと画像関係全部手書きでごまかせるけど、それが出来ないのがきつかった。いや、書いて写真なりスキャンなりすればいいんだろうけど、手間は変わらないか、それ以上で画像関係もう少し勉強しないとなぁと痛感いたしました。

 便利ツールも教えて戴いて、弄ったんだけど全然ピンとこなくて……モニタの前でひとり唸ってた。画像関係ちょちょいと出来る人、悩みながらでも形に出来る人、マジですげぇ。

 そんな中、公式さんから「サークル参加表明カード」なるモノが配布されてね、その作りが可愛くて。可愛くて。

「これっぽく作ろう!!」

 …………ばかじゃない? なんで出来ないことを思い付くの? バカじゃない?!

 こうして出来たのがあれでした……可愛い、見やすいって言ってもらえたの嬉しかったけど、公式さんのおかげです。

一日目

 さてさて、開場して右も左もわからなかったぼくはとりあえず実イベントのときのように自スペースにいました。そこでオンラインとオフラインの違いというかを実感。

 人は来るけど挨拶しないんだね。チャットあるけどみんなしゃべらんのよ。お隣さんもいらっしゃらなくて、挨拶しないと……というか、挨拶のタイミングもわからん。声掛けていいのかわからん。声掛けてくださった方もいらして、あ、チャット打ち込んでいいんだ。って。

 結局開催二日間で、自スペースで会話したの最初に「こんにちはー」って声掛けてくださった方と、そこだけだった。イベント終盤に写真撮影があって、そこで集まったときに雑談が始まって、そこで少しかな。あとはもうひたすら雰囲気でアバター動かしてた。以心伝心を試されてる?

 もし機会があって、次に参加出来るときはもうちょっと積極的に自分から声掛けたいなぁ。でも難しいね、これ。

 コアタイムとやらに出来るだけ入れるように調整してたので、だいたいいたんだけど、ぼくのスペースに人が……くる!! 多いときには5人くらいの方が足を止めてくださったかな?

 びっくり! 中にはそのまま読みふけってたのかな? 動かない人もいて。何度「あとからゆっくり見ていいですよ、長いし」とお声がけしようかと。

 ぼくの話になっちゃうけど、あの量を読むのってぼくは無理だもん。紙媒体なら読めるけど、モニタ越しに読むなら無理だね。休み休み読まないと無理。そんな考えがあったから、書き込みも、感想もこないだろうって考えてた。ぺけたの方で仲良くしてくださってる方がふらっときて、「みにきたよー」くらい書き込んでくれたらいいなぁって。

 コアタイムで店番しながら分室覗いてたときに、丁度ピクスクの話してたのかな? いろいろ話が盛り上がってる中、「うちは書き込み来てないし、来ないよー」なんて話したのよ。それから数分後、ぼくは取り乱した投稿を連騰することに!!

自スペースに書き込みが来るのは都市伝説だと思ってた!

都市伝説は草

 わくわくと読みに行ったらだ、すごい震える言葉が綴られてた。

 読み終わった。読み終わったって書いてあった。

 ?! わけわかんなくて何度も見返した。何度見返しても読み終わった旨が記載されている……。朝の10時(オープンがこの時間だったので、この時間に合わせた)に公開したものを夜の早い時間に読み終わった?!

 ふぁーーーーーーーー!!

 そして戴いたモノを読むと、すごく、すごく嬉しい言葉、ありがたい言葉がたくさん綴られてた。大事に読んでくださったんだなってのがすごく、すごく伝わってきて、いろはさんはモニタの前で「どういうことなの?!」って言った記憶がある。ところがこれは始まりに過ぎなかった。そこからぽつぽつと書き込みがあって、その日戴いたモノ全部「読み終わった」って書いてあった。

 読み終わったって書いてあった。

 ?! ????????

 速読出来る人はどのくらいで読み終わるのか、わからんけど、ぼくからしたら天変地異みたいなことが起きてて、全部が全部、あたたかい言葉、嬉しい言葉、そしてみんな大事に読んでくれたことが綴られてた。

 これ書いてる今、思い出してちょっと涙が出てきた。

 最初にメッセージくださった方はお返事にさらなるお返事をくださり、さらにあたたかい言葉で溢れかえってた。

 正直こんな風に感想が飛んでくること、想定してなくて、お返事を認める思考回路が真っ白になった。分室にいるときみたいに条件反射で墓入り芸が出来ない状況化で、自分の言葉で返事を書かないといけないことが難しかった。なんでここにはノベスキの絵文字がないんだ!!!!!! だっくちゃんとか、たぬきちゃんとか、ぱんだちゃんとか、ぶろきゃとか、胡乱な文字たちが何故実装されてないんだ!!!!!

 リアクションを押させてくれ!!!!!!!!!

 ぐるぐるしたまま、お返事を返し……あれ? 寝て起きてからお返事したんだっけ? そうだ、もう言葉が出てこなくて、起きてからお返事返したんだ。そんな謎の一日目が終わった。

読み手のぼく

 一日目現実に届く欲しいもの全部買えて、完全勝利でした。好きな人のところに失礼なら書き込みをし、読み手のぼくは満喫したよ。会場内可愛かった。ゲーム内で出てきたふたりに関係する思い出のあれこれが実装されててね、アバターも、ふたりのアバターがお借り出来てね、すごく可愛かった!!!!

 たくさんの腐れ縁があっちこっちでぴょこぴょこ動いてて、それを眺めながら「これは今流行りの『うちの砦』出来そう」とか考えてた。

*いまはやりの……うちの本丸とか、うちのカルデアみたいな奴。

二日目

 ゆっくり起きて優雅に朝のカフェオレ入れて、PCの前へ。おぉ! 昨日書き込んだサークルさんからお返事が来て……ふぁ?! 読んでる??? え、読んでくれてるの???

 なんてことでしょう。お返事が届いてただけでも嬉しいのに、そんなことある??? って思いながら昨日からの宿題を片付けた。

 二日目と言いつつ最終日なこともあり、昼間はまったりだったんじゃないかな? 人も少なめで。会場内をゆっくり散策しつつ、追加展示がないか改めて一巡。それからネップリ番号の控えを作っていないことに気付いて、また一巡。ネップリ、あとから戴いてこようと思って。

 書き込みに行ったりと気持ち的に大分落ち着いてたと思う。

 分室とイベントをちらちらしながら、夜を迎える……。

 これが終わったらゆっくり見に行こうと思ってた半助さんのパンフ(言い方)が劇場では既に売り切れてることを教えてもらい、お通販を願いするという波乱から始まったイベント最後のコアタイム。

 実は今までぼくに言葉をくれた人、みんな知ってる人(ぼくが一方的に存じ上げてる、ぺけたで構ってくれる人など)で、サークル参加の有無に問わず、書(描)いてる人たちだった。

 書いてる人たちだからこそ、この文字数にお疲れ様の意味も込めて書き込んでくれたのかなぁって今ちょっと思ってる。たぶん、夜もそんなこと思ってたと思う。ところがだ。ついに来た、本当に知らない人からの書き込みが!

読み終わってなくて、間に合わないかもしれないから書き込みに来ました。間に合ったらまた来ます。

 まって、まって、待って。読み終わった人たちもだけど、読み終わってない人もゆっくり読んでいいよ!! なんでみんなRTA走ってるの? 知ってる幻水のRTAってね、1も2もベストエンドだと8時間は掛かるんだよ? 全一でそれなんだから、一般市民はもっと時間掛かるんだよ? 知ってる? ぼくの幻水のクリア時間だいたい60時間だよ???(知らねぇよ!)

 これはあとから気付いた、言われてもしかしてと思った反省点なんですが、期間限定展示だと思われてる可能性……申し訳ない。これだと思ってRTAした人がいたら本当に申し訳ない。支部に置いてる奴は「限定公開」と書かない限り支部から引き上げる迄置いておきます!!!!!!

 一日目のところにも書いたけど、量が量なんでこんな風に書き込みがあるとは思ってなかった。読み終わったも考えてなかったけど、間に合わないかもだけど、読んだ所までっていうのも考えてなかった!!

 途中までの方もあたたかい言葉で溢れてて、嬉しかった。けど、ぼくは慌ててお返事を返した。だってイベント時間残り少ないんだよ? もっと見て回るモノあるじゃん!! ゆっくり読んでくれていいよ? って。

 ちなみに、その方はESTを守って完走した感想をくださった。……マジで?

 あたたかい言葉がたくさん綴られてて、好きだとまで仰ってくれてた。

 他にも完走した感想が届いてね……。イベント終わりぎりぎりにはなんと一方的に存じ上げてる方からも来て、そこで「RTA走ってる疑惑」に思い至りました。

 全部にね、あったかい言葉が綴られてて、大事に読んでくれてる、読んでくれたことが綴られてて、もらったことない嬉しい言葉が並んでた。

 そしてみなさん口を揃えて「丁寧に書かれた」と綴ってくださった。よかった。よかった。初稿だと駆け足感強くて、そこを脱却させたくて、もっと丁寧にふたりのはじまりを書きたくて、悩んで、わめいて、迷惑掛けに行ったモノがちゃんと形になって伝わったんだって思ったら、泣けてきちゃった。

 イベント終わって、ほっとしながらぺけた見て、戴いた感想見てたらガチで泣き出しちゃって。こういうときに限ってノベスキの調子が悪い!! わーーーーーーん!!! 泣き付く場所がないよぉーーーー!! わぁああぁぁぁぁん!!!!!!

 タスケテ分室、タスケテ、タスケテ。

 ってとりあえず青空にぶん投げた(草)。

 のべとーくの噎び泣く部屋のアドレス青空にぶん投げて構ってもらうことも考えたけど、気付かれないだろうなぁって、ひとりで籠もって泣いてた。

読み手のぼく

 最後のコアタイムを満喫して、めちゃくちゃ楽しかった。最後の集合写真のときに、スクショ撮ったらブラウザが真っ白になって固まっちゃって、わたわたしてるうちに集合写真の時間が終わってたのが心残りです。悔しい!!! そんなオチいらん!!!!! この憤りは誰にぶつければいいの???? うちの環境? 鯖? うわぁぁぁん!!! 辛うじて一枚成功してたけど、もっと撮りたかった。その場にいたかったよぉ。うわぁぁぁぁん。

 そこから閉会までの雑談タイムが面白くて、ずっと笑ってた。最後の最後にサークルさんが「展示一つ追加しました」からの「マジで?!」「マジで?!」の大合唱と共に大移動が起きたときは一緒に移動した人間だけど、面白くて腹抱えて笑った。一スペースに十何人の腐れ縁アバターが集まったのは壮観だった。並びがね、本当にスペースの机の前に並んでるように見えて、ぼくは大爆笑しながら思い出にパシャリした。黄色と青の背中が並ぶのマジで壮観だった。

 そんな楽しさもあった所為か、終わって一息ついたら涙出てきちゃって。

 鼻をぐずぐず言わせ、鼻紙で目と鼻を拭いながら、まとまらない頭でブラウザのタブをぽちぽちしてた。ノベスキも安定しないし、時間も遅いとやっと気付いてぼくは布団に帰ることに。

 楽しかったことを思い出しつつ、反省点やいろんなことを考え、戴いたメッセージをスマホから改めて見返した。

おわりに

 そこそこ書いて、参加してっていう経験はあるけど、こんな経験はしたことがなくて、言葉にならない。

 いまもなってない。いつも以上に言葉になってないと思う。じゃぁ何故これを書いてるのかというと、分室民にお礼が言いたかった。受け止め切れていないこの経験を咀嚼して落ち着きたかった。

 なによりも聞いて欲しいのだと思う。

 だって、だって! こんな風にあったかい言葉もらえるなんて考えてなかったんだよ。全部に嬉しい言葉がいっぱいあって。

 紙で本を出したときもあって、そのときにもあたたかいお言葉頂戴したけど、なんだろう、なにがちがうんだろう? やっぱり腐れ縁だからかな? だって四半世紀だもん。四半世紀分のあれやこれをぶっつけたからかな?

 本当に自分でもなにが違うのかよくわかんないけど、もらったモノが全部いままでもらったモノと違う嬉しさと、有り難さに戸惑ってる。昔も嬉しかったのは嘘じゃないよ、ホントだよ。でもね、ごめんね、たぶんね、今回いただいた言葉たちはずっと上の方で残り続けて、腐れ縁と一緒に側にいてくれる気がする。

 身に余る。そんな言葉がぴったりくるような、そんな感じ。

 やだなぁ、いや、嫌じゃないんだけど、本当に腐れ縁って一生モノなのかもしれない。新しく好きなモノと出合ったとき、「一生好き、一生付いてく」って思うし、言うんだけど、中々有言実行出来ないんだよね。気付いたら離れちゃったり、冷めちゃったり。腐れ縁も同じように離れる時期があるけど、戻ってきちゃうんだよね。こんなに離れて戻ってしてるのこいつ等だけなんだよね。なんでだろ?

(少なくても5回ぐらい離れて戻ってを繰り返してる。正直思い出せない) 

 その度に腐れ縁はぼくに新しい世界を見せてくれる。

 本当に腐れ縁。

 この時点で六千文字越えてるのwwwww 笑うしかねぇ。最後までお付き合いしてくださったみなさん、ありがとう。今回これ分室向けに書いたけど、わりとイベント中のことも書いちゃったし、ぼくの素直な思いも綴ってるから向こうにもこのままぽいっちょしようかな? どうかな? 向こう用にはもう少し整えた方いいかしら?

 書き手のぼくの今回のたうち回ってたことも何処かで書きたい気持ち反面、読み手さんが受け取ったモノはそのままでいて欲しい、書き手の裏側までお見せする必要ないかなとも思う。

 読み手のぼくは裏話とか大好きなんだけど。……わがままやなぁ。

 今回書いた話、「あなたの夜明けを待っている」にはたくさんのモノを詰め込んだ。いろいろ考えた。ノベトークでちょこっとお話ししたけど、ジャンル外の方だったので話せた部分はある。腐れ縁の、読んでくださった人たちに向けて話したい気持ちと、黙ってなさいって気持ち。

 そうそう、この記事の書き出し「ごめん、それとありがとう」はフリックが劇中で口にした言葉。そしてぼくがずっと思ってる言葉でもある。シンプルな言葉かもしれないけど、いろんなモノが詰まってて、でもそれしか言えないの。

 だから、ぼくからも。

「ごめん、それといつもありがとう」

@1ro8mi
万年筆を握り続ける。