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(仮名)

1sonuca
·
公開:2026/3/26

鬱がきて、でも家事をしないといけないから涙を流しながら洗濯物を干した

原因がわからない苦しい瞬間は不定期に来る

人との会話とか勉強とか、頑張りをやると鬱メーターが上がっていって、それが一定ラインに達すると心が押さえつけられるのが来る、気がする

今日は強い躁が来た後に苦しいのが来た

躁の時は人にたくさん感謝の言葉を言ったような気がする、感謝を伝えられる自分は偉いという自分、と自分のために感謝を伝えることを蔑む自分が居た、と思う、多分……

自分が躁だった時の感情のことを思い出すと苦しくなるから、記憶から自動で削除される機能がある、のであんまり思い出せない

洗濯物を干しながら希死念慮(仮名)はただそこに居るだけの存在だったと思い出せて、少し楽になった

自分にとって希死念慮(仮名)は真っ黒で、昔の世界樹の迷宮のFoEみたいな見た目をしていて、自分の右後ろにただ浮かんでいて、そこから近づきも離れずもせずにただそこにずっと居る存在

いつ頃この子に気づいたかは忘れてしまった、いつの間にか居た

この子は自分の周囲に不安を発生させるオーラ?を自動でばら撒いている、自分はその影響を受けて苦しくなる

この子自体には悪意も感情も無くて、ただ居る存在で、自分が認識するずっと前からそこに居て、どうやっても居なくならなかった

この先ずっと居続けるんだと思う

いつだったかそう思って、まあずっと居続けるんなら末永くよろしくね、と思うようになった

苦しさでいっぱいの時はこの子のことを考える余裕もなくて、ただ苦しさを紛らわす方法を探して、祈って、時間が過ぎるのを待つばかりだった

今日は苦しくなったけど、この子のことを思い出せたのでちょっと抜け出せた

ここでは「この子」と呼んでいるけど、普段呼ぶときは「おまえ」と呼んでいる

「おまえは本当に厄介なやつだなー?」みたいに

せっかくなら名前をつけてあげてもいいかもしれない、

と思ってちょっとだけ考えてみたけどあんまりしっくりくる名前がない、やっぱ「おまえ」って呼ぼ