似ていないモノマネが好き

にいぴっぴ
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先日、同僚が部長のモノマネをしていた。全く似ていなかった。

↑2008年にオリンピックが大阪で開催されることをまだ諦めていないうどん屋

似ていないモノマネが好きだ。思い描いている姿とかけ離れ、0.2%くらい似てるかもしれないと思えるくらいが期待はずれで良い。意味がまるでないからだ。

昔、「旦那が実在しない芸能人のモノマネをする。だんだん『似てるな』と思えてくるが、実際には実在しない人なので何をもって似ていると思うのかわからない」と友人が話してくれた。

あまりにも良い。なにがなんでも嘘すぎるからだ。なにがなんでも嘘すぎるし、意味が無さすぎる。

↑風穴

同僚は似ていないモノマネを面白がられ、「部長のモノマネして」と幾度となくお願いされ、発展して「蟹を食べてる部長のモノマネをして」「蟹を食べながら岩田さんのモノマネをする部長のモノマネをして」「タバコ吸いながら蟹を食べながら岩田さんのモノマネをする部長のモノマネをして」と進化していったが、最終的に「カニのモノマネをして」と言われていた。

複雑化しきってたどり着く先はシンプルイズベストというのは示唆に富んでいる。剣を極めて無刀に至った宮本武蔵のようだったが、同僚は結局蟹のモノマネを拒否した。

@21no21poyo
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