2026/09/08 17:51
お菓子を食べるのが好きだ。嫌いな人はなかなかいないんじゃないかと思う。アトリエとなっている祖母宅には何かしらお菓子を常備してあるし、コーヒーやお茶のお供にかかせない。実家は母がアイスを常備してある。
子どもの頃は逆に自宅には一切のお菓子がなくて友達の家で出されるお菓子が楽しみだった。今思えば大変意地汚い子どもだった。必要以上に我慢させるのはよくない。子どもの時もそうだし大人になると反動が自分の思っているよりもずっとくる。
今日は運動したからドリンクだけ作ってちょっと控えておこうと思っていた。おやつ代わりに抹茶ラテを作った。甘みは欲しかったので0カロリーのシロップを入れた。我慢できて偉い!と思ったのは最初の30分くらいで、結局大容量袋のパイの実をいくつか食べた。パイの実おいしいから仕方ないね。
パイの実は小さい頃憧れのお菓子だった。誰しも憧れていたお菓子があると思っているけれど、わたしの場合はそれがパイの実だった。
まず『パイ』という語感が良かった。おしゃれな食べ物に思えた。それからサクサクとした生地とチョコレートが『良い物』を食べている気分になった。一口で消えてしまうのも特別感があった。あんなにおいしいのにすぐなくなってしまう。もちろん誕生日ケーキやクリスマスケーキにはかなわなかったけれど、日常でこんなおいしいお菓子が食べられる家の子達がうらやましかった。
大人になって洋菓子も和菓子も好きに買うようになったけれど、家に常備するお菓子はいくつか決まっていて、パイの実はもちろんその『いくつか』に入っている。
けれど、好きなだけ食べられるようになると、不思議なことにちまちまと食するようになった。子どもの頃の特別感が少しだけ今も残っているお菓子だ。