人は常に達成感を求めているはず。生命科学には詳しくないけど、ドーパミンとも言うのかも知れない。
もしも、達成感を一切感じられなければ、きっと無気力で何もかも停止してしまう気がする。
思うに、達成感は2つある。
1つは、決定による達成感。
初めてギターを買った時。旅行の計画を立てた時。年間の目標を決めた時。人生の意義を見出した時。独立した時。
もう1つは、遂行による達成感。
大型受注した時。バンド演奏を成功させた時。ホームランを打った時。年間の目標を達成した時。テストでいい点を取った時。資格試験で合格した時。
決定して、遂行する。決定して、遂行する。これの繰り返し。
最近の自分は、決定をし続けているように感じる。
側から見たら、精力的にたくさんのことに挑戦する行動力がある人に映っているかも知れない。でも、自分だけは知っている。遂行していないだけのことを。
よりインスタントに達成感を得るために、刺激を求めて決定していくが、その瞬間の高揚感は時間が経つに連れて薄れていく。気づいたら、決定したことを遂行し切らないままに、新たな刺激を求めて、また決定する。
今思えば、仕事を通じて初めての達成感はマックのアルバイトで間違えずにレジを打てたことだった。今思えば、それができたところで何も感じないんだろう。そうやって、どんどん小さな達成感を得ることを忘れて、より大きな刺激にのめり込んでいく。ドーパミン中毒。
改めて、小さな遂行による達成感を大事にしていこう。
1日のタスクを不足なく終えられたこと。お客さんに丁寧なメールを送れたこと。今日も筋トレに行けたこと。洋服を綺麗に畳めたこと。この遂行による達成感の積み重ねがきっと大きな達成感に繋がっていくんだと思う。