どうやったら学習を血肉にできるのか

ツノ
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ここ数年で気がついたのだが、私は「学習すること」自体が好きかもしれない。ただ、私の今までの学習スタイルだと実践で「覚えていない」&「応用出来ない」という欠点がある。ここでなぜ「覚えていない」&「応用出来ていない」かを考えて意味のある学習する術のヒントを見つけたい。

そもそも学習する目的はなんなのだろうか?個人的にはできることの領域を増やすことだと考えている。

できることのフェーズには4段階あって「当たり前」、「ググれば」、「要素を分解すれば」、「なんもわからん」がある。動画や授業とかの学習は、「なんもわからん」に効果がある。読書は幅広いと思っていて「ググれば」、「要素を分解すれば」に使えると思っている。例えば、全く知らない歴史の本を読んだがいまいち印象に残っていないので「なんもわからん」には効かないことを実体験として覚えている。「当たり前」の部分をどうやって増やすのがいいのか。これは「ググれば」できるを反復することで徐々に「当たり前」になると思っている。この「当たり前」が「応用出来ている」状態に当たると考えている。では、「覚えている」状態は?個人的には「ググれば」の状態だと考えている。

冒頭の欠点を直すにはどうしたらいいか?「覚えていない」には「ググれば」の領域を増やす、「応用出来ている」は「当たり前」の領域を増やせば良さそうだ。

「ググれば」領域を増やす方法は?個人的に最近いいなと考えているのは、例え話や絵を落書きで書いてみること。そうすることで「こんな感じだったな」と脳内にインデックスを張れるイメージがある。図や表も入れられるようになりたい。最近、コーネルメソッドで理解メモをとり始めた、上のメモ方法を相性がいい感じはする。

また、自分はマルチタスク癖があると思うのでシングルタスクにフォーカスできる環境を作る。まずは、スマートウォッチの目立つ場所にポモドーロタイマーを設定した。(いつまで続けられるかは懐疑的だが、、、)

あと、意外に一番大切なのは学習対象に関して「当事者意識」があるかどうか。抽象的な本は当事者意識感がどうしても薄れてしまう傾向がある。逆に具体的な本は刺さる場合がよくあるが、ピンとこない本はとことんピンとこない。「目標達成の技術」という本のゴールに向かうための例え話(ハンドルが願望、基本的欲求がエンジン、思考・行動が前輪、習慣が後輪)が印象に残っている。行動をだけを示されても願望の向きが合っていなければゴールに辿り着けない。

「当たり前」領域を増やすにはどうしたらいいか。「当たり前」は理解→反復だと思うので、反復できる程度までタスクを噛み砕く必要がある。アクションに起こせそうだったらアクションを書き出す。ここでの難点がアクションに起こせたとしても継続が難しいものがあるという点。すぐに結果が出るものだったら継続しやすいが、即効性がないものに関してはそのアクションの真意を理解するために本を精読することと、イベントなどで人と話してモチベーションを上げること。どちらにしても理解できていないものは「当たり前」にはしずらいのだろうな。

@2nofa11
ゆっぽくんが好きなエンジニア