小山田壮平の新譜、「時をかけるメロディー」非常にいい。7曲目のタイトルが今回のタイトル。今回は思いを書き殴る雑文です。
1月末で会社を退職する。2021年の3月くらいから働いたのでざっと3年近く働いたことになる。
この会社で身につけられたものを考えたい。身につけられなかったものは次の会社で身につけたいし、自己学習でも補っていきたい。
身につけられたもの(中には気づきも含んでいる)は、「エンジニアとしての肩書き」と「世界は意外と行動すること自体が評価されるというライフハック」と「人間関係は真正面から向き合うことが一番の大切という体験」とかなのかな。
「エンジニアとしての肩書き」について。1年間ほどフロントエンドエンジニアとして働いた結果、次の会社もエンジニアとして働けることになった。1社目はエンジニア職につきたかったがWebエンジニアとしての実績が薄いためエンジニア職からのジョインが叶わなかったがこれは嬉しい。反対に「エンジニアとして働けるだけのスキルが自分にあるのか?」というと甚だ疑わしい気がしている。なので、休暇中にできるだけ勉強をしていくことで穴埋めをしていこうと思っている。
「世界は意外と行動すること自体が評価されるというライフハック」について。最初は営業側の社内SEみたいな立ち位置で仕事をしていたがそこからエンジニア職にジャンプした。1500人規模の会社で初めてのことだったので障壁がかなりあった。部署異動で4回くらい面接を挟んだので並の就職活動よりも大変だった。異動について、どうすればいいのかのルールブックもないので、人事課の人に相談したり、エンジニアの人に相談したり自分から動いた。結果として、異動が実現できた。この経験は、今後の人生にも大きな成功体験になっていくと思っている。また、転職活動の際にエンジニア時代にアウトプットしていた内容が評価されることが多かった。正直、転職活動にここまで活きるとは考えていなかった。学習することのゴールとして定めるのはコスパがいいのかもしれない。
「人間関係は真正面から向き合うことが一番の大切という体験」について。抽象的な話になってしまうのだが、エンジニアとして働いた時にうまく人間関係を構築できなかったな、という反省がある。最近TeamGeekを読んだのだが、HRT原則の謙虚と信頼が足りていなかったから上の反省点が発生しているのではと考えている。私は謙虚というより卑屈になりすぎていた。「他部署から来たし、これを知ってるけど口出ししない方がいい気がする」や「エンジニア経験少ないからこれを知らないことは恥ずかしいのかな」とか『経験値が低い=自分がポンコツ』みたいな先入観のもと仕事をしすぎていた気がする。もっと弱さを見せつけてよかった気がする。たとえばわからないことや自信のないところを正直に言う。「詰められるかな」みたいな考えをしてしまうと極端に焦ったり、後回しにしたりしてしまう自分がいるので理解できてないとこはちゃんと伝える。また小さなところだと相手を信頼して、何気ない会話で無理にオチを作ろうとしてもったりしない。もったことによって話がねじれてしまって、相手に不信感を抱かせてしまうみたいなケースがあったのでよくない癖だと思っているので、相手を信頼して全部話す勢いでいきたい。