岸政彦『にがにが日記』を読んでいる。ちょーいい。
https://www.shinchosha.co.jp/book/350724/
触発されてとりあえず日記みたいなものを書いている。単純すぎ。3回くらいで飽きそう。
同じ著者の『断片的なものの社会学』が大好きで、何度か読み返している。この本、とにかくいい。何にもまとめられない話がただそこにある、個人的な語りがある。ただ"ある"ということがいい、ていうか私の人生だって特別なものじゃなくてただあるだけだし。みんなただあるだけの人生を生きてる。
同人誌描くとき、この『断片的な社会学』にもたくさん影響を受けました。
https://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255008516/
人が出来事を意味づけして解釈するために、つまりは点と点を結んで星座をつくるかのように、物語るという行為をおこなう、ということがとても好き。私が運命を信じるタイプなので、物語ることの面白さというか、出来事をストーリーにまとめることで「あなたはそのように出来事を解釈して受け入れようとしているんだね」と思う瞬間に、なんていうのか、面白さ魅力その人らしさなどなど見える気がしていいと思う。
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もがもがしている。漠然とした不安がいっぱい。新年度になる頃にはまた色々変化もあるしね、不安になるよね、仕方ない。もがもが。あと原稿。体調崩したり肋骨にヒビ入れたり散々だったこの冬。原稿は計画的にやらないといけないと痛感。
人生は苦い。栄光の味も苦い。ブラックコーヒーも苦いがこれは苦めな方が私は好き。会社のコーヒーサーバーで沸かしたコーヒーを飲むのが楽しみで出勤している。苦いにも色々ある。