2025年読んだ本

ぐり
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公開:2025/5/6

去年↓

春夏秋冬代行者 黄昏の射手 / 暁佳奈

黎明二十一年五月、黄昏の射手・巫覡輝矢は囚われていた。目覚めたとき、そこは自分の部屋ではなかった。春夏秋冬の代行者達と同様に神に力を与えられた彼が、なぜ見知らぬ地に? 加えてなぜ、彼を守る従者・慧剣は傍にいない?「輝矢様」そして響く少女の声。それは現人神たちに降りかかる新たな苦難を告げるものだった――。

おばけのおいしいものがたり / のもとしゅうへい

ある日、僕は気づいたら感情のない、おばけの姿になっていた――。大学卒業後、入社した会社で、仕事をがんばりすぎて心の調子を崩してしまった「僕」は、気づいたらおばけの姿になっていた。おいしいごはんを食べ、周りの人と触れ合う日々の中で少しずつ心を取り戻していく「僕」の姿を描いた物語。

遺失物統括機構 / ほし(画集)

それは失われたモノの姿で現れる——。 怪奇現象が起きている「ある街」の真相を突き止めろ! クリエイター・ほしが手掛ける初のアート作品集。 真・エンディングへと導く、攻略ガイド(設定資料集)も収録。

本なら売るほど / 児島青

ひっつめ髪の気だるげな青年が営む古本屋「十月堂」。 店主の人柄と素敵な品ぞろえに惹かれて、今日もいろんなお客が訪れる。 本好きの常連さん、背伸びしたい年頃の女子高生、 不要な本を捨てに来る男、夫の蔵書を売りに来た未亡人。 ふと手にした一冊の本が、思わぬ縁をつないでいく——。 本を愛し、本に人生を変えられたすべての人へ贈る、珠玉のヒューマンドラマ!

本なら売るほど② / 児島青

一次元の挿し木 / 松下龍之介

二百年前の人骨のDNAが四年前に失踪した妹のものと一致!?ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨。大学院で遺伝学を学ぶ悠がDNA鑑定にかけると、四年前に失踪した妹のものと一致した。不可解な鑑定結果から担当教授の石見崎に相談しようとするも、石見崎は何者かに殺害される。古人骨を発掘した調査員も襲われ、研究室からは古人骨が盗まれた。悠は妹の生死と、古人骨のDNAの真相を突き止めるべく動き出し、予測もつかない大きな企みに巻き込まれていく――。

愛じゃないならこれは何 / 斜線堂有紀

28歳の地下アイドル・赤羽瑠璃はその日、ファンの男の部屋から飛び降りた──。「この恋は、きっと地獄に続いてる」文庫書き下ろしの短編を加えた、斜線堂有紀の恋愛小説集。

世界のかけら図鑑 / 古河郁

汝、星のごとく / 凪良ゆう

ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。

けがわとなかみ / 類家海

【食うものと食われるものは共に生きることができるのか】ある日、食べようとしたうさぎに告白されるきつね。きつねの戸惑いをよそに、「あなたが好き」と伝え続けるうさぎ。うさぎの強めなアプローチによって、きつねの心の強張っていた部分が少しずつ柔らかくなっていく。果たして、食うものと食われるものは共に生きることができるのかーー?

よるのばけもの / 住野よる

夜になると、僕は化け物になる。寝ていても座っていても立っていても、それは深夜に突然やってくる。ある日、化け物になった僕は、忘れ物をとりに夜の学校へと忍びこんだ。誰もいない、と思っていた夜の教室。だけどそこには、なぜかクラスメイトの矢野さつきがいて――。

アリアドネの声 / 井上真偽

巨大地震が地下都市を襲い、女性が遭難。しかも、彼女は「見えない、聞こえない、話せない」三つの障害を抱えていた。頼みの綱は一台のドローン。操縦士のハルオは、遠隔から要救助者を発見し、安全地帯まで誘導するという前代未聞の作戦を任される。迫る浸水。猶予は六時間。女性の未来は脱出か、死か――。

宇宙の片すみで眠る方法 / 畑野智美

大学時代から8年半付き合った婚約者を突然のバス事故で亡くして以来眠れなくなった依里は、デパートの寝具売り場で働くことに。そこには眠りについての悩みを抱える人々が訪れる。夫に言われるままあわない寝具を使う老婦人。愛着ある毛布を手放したことで寝付けなくなった会社員。家族を優先し自分は後回しの母親。そんな折、婚約者と共に亡くなった女性の夫が店を訪れて――元寝具店店員の著者が贈る眠れない夜に寄り添う物語。

おもいこみのノラ / 蒔

折れた耳がチャームポイントの雑種犬ノラは、一目を置かれるモテ男、オオカミのアルを好きになってしまう。寝ても醒めてもアルに夢中のノラ。一方でアルにも気になるひとがいて――? 友人のクロヒョウのニキ、アヒルのあーちゃん...魅力的な友人たちからも目が離せない、切なくて甘酸っぱい獣人群像劇

病に至る恋 / 斜線堂有紀

150人以上の被害者を出した自殺教唆ゲーム『青い蝶(ブルーモルフォ)』の主催者である女子高生の寄河景。彼女がなぜここに至ったのか。その片鱗が垣間見える幼少期を描いた「病巣の繭」。ゲームに囚われた少年少女を描く「病に至る恋」。景と宮嶺望のデートを描いた「どこにでもある一日の話」。もし自分の異常性に気付いた景が小学校に通うのをやめていたら? 運命の残酷さを描く「バタフライエフェクト・シンドローム」病に至るまでの恋の物語。

虚弱に生きる / 絶対に終電を逃さない女

病気じゃないけど、体力がない。労働する元気も恋愛する元気もない――。SNSで「虚弱エッセイ」が話題沸騰の著者による「虚弱体質」のリアルをつづる、新世代のサバイバル・エッセイ!

帰れない探偵 / 柴崎有香

「世界探偵委員会連盟」に所属する「わたし」は、ある日突然、探偵事務所兼自宅の部屋に帰れなくなった。急な坂ばかりの街、雨でも傘を差さない街、夜にならない夏の街、太陽と砂の街、雨季の始まりの暑い街、そして「あの街」の空港で……「帰れない探偵」が激動する世界を駆け巡る。