Apr. 2024 music list ②

saku3944
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Steve Gunn & David Mooreを聴く。Steve Gunnは知っていた。アコースティックな作風のシンガーソングライター。David Mooreはどうやらピアニストで、2人の即興的な演奏をおさめたライブ盤だった。明確なメロディもリズムもなく、2つの楽器が寄り添ったり逸脱したりしながら演奏が進む。生ピアノの重低音やコンサートホールのリバーブ感に包まれたり、少しばかり静かになったり。生で聴くとその迫力と繊細さに圧倒されるだろうな。

Steve Gunn & David Moore - Ⅰ(Live in London)

Kevin Morbyを聴く。ボソボソとつぶやくような独特な歌い方と、生楽器主体の素朴な作風が好きで、たまに聴いていた。時々こうして、強く心に残る曲がある。

Kevin Morby - Parade

カナダのバンド、Timber Timbreを聴く。すべてのアルバムジャケットがモノクロなのにも惹かれる。調べると、自らの音楽性を「ゴシック・カントリー・ブルース」と自称していたらしい。確かに、どことなく陰鬱なムードも時々感じる。ピアノ主体の生楽器の音色と、低音ボイスが特徴、かな。なんとなく惹かれるものがある。何枚か聴いてみると、近年の方が作風がポップで、インディーデビュー作はもっとダークな印象だった。

Timber Timbre - Hot Dreams

モノクロなイメージのある音楽をもっと聴きたくなって、Cass McCombsを。2年前のアルバム。好きでよく聴いてた。

Cass McCombs - Unproud Warrior

Twitterより、THE BACK HORNがインスタで過去のMVを公開したら「コバルトブルー」が世界的にバズったらしいと知る。パティ・スミスやエリカ・バドゥも反応したとか。10代の頃好きだったので、こうして広まるのは嬉しい。改めて聴くと、特攻をモチーフにした歌だそうで、それがこうなるのか、というのは、どう受け取って良いのかわからないけれど。それにしても、本当に、いつどういうきっかけで自分の知らないところまで広がるかわからないな。すごい時代だ。

THE BACK HORN - コバルトブルー