Jesus & Mary Chainを聴く。最初に聴いたのはファーストアルバムの『Psychocandy』だった。「Just Like Honey」がソフィア・コッポラの映画Lost in Translationに使われていたのもあったし、気に入って愛聴していたけど、アルバム通して同じような曲ばかりではあるので、そういう音楽が聴きたいとき以外は向かないような、極端なバンドという印象もある。とはいえ基本的に好きな音楽で、久しぶりに新作を出すというので聴いてみた。エレクトロな音も交えた、ちょっとインダストリアルでダークな曲調で、思ったより振り幅もある。これは良いかもしれない。新作のレビューも読んでみて、ああ、その通りだなと思ったり。聴いていて退屈しないんだから、今も健在なんだろうな、きっと。前作から7年空いたけど、また次も作ってほしい。
The Jesus And Mary Chain - Jamcod
あ、これめっちゃ好きだわ、、
The Jesus And Mary Chain - Girl 71
心身の疲れが祟ったのか、体調を崩したので、床に伏しながらWes Montgomeryを聴く。昔友人が貸してくれて知ったんだったはず。そうしていくつかのジャズを聴くようになった。ジャズでもやっぱりギターが鳴っている音楽が好きみたいで、Wes MontgomeryやKenny Burrellは気に入っていた(といっても、そこから深く掘り下げることまではしなかったけど)。聴いていると、フルアコのエレキギターが欲しくなる。どうやら彼は基本的に親指1本でピッキングしていたみたいで、オクターブ奏法やコード奏法以外では左手の小指も使わなかったらしい。左手の小指を使うプレイが未だにできないので、個人的には少しハードルが下がる。どれか1曲、練習してみようかな。久しく、個人的に何か新しく曲を練習するということをしていない。1番練習していたのは20代半ばまでだった。あの頃と何が変わったんだろう、まあ何もかも変わったか。そんなことはどうでもいいからまた何か練習できるといい。
(映像見ると、親指1本で弾く方がむしろ難しそうだな)
Wes Montgomery Quartet - Full House
この曲、オクターブ奏法のメロディがとてもムーディな響きでうっとりする。
Wes Montgomery - Polka Dots And Moonbeams
特に何も聴きたい気分にならない朝、シャッフル再生からBrian Wilsonのピアノソロが流れてきた。ビーチ・ボーイズの名曲を1人で演奏したもの。精神的にダウンしがちな彼の、セラピーのようなものでもあったらしい。その生ピアノの深い残響音も含んだ音がとても心地よくて、そのメロディも涙腺を刺激する。凝った作りの曲なのにそれを感じさせないスムーズで切ないメロディで、本当に天才なんだなと思う。そんなこと気にせずただただその音色に耳を澄ますだけでもいい。ピアノはいいな。
Brian Wilson - God Only Knows
そのまま何かピアノ演奏の音楽が聴きたいと思い、Roedelius & Storyを聴く。いつかのミュージック・マガジンで知ったもので、Roedeliusはドイツの電子音楽・環境音楽における大ベテランらしい。などと何も知らなくても、その静かに深く鳴り響くピアノの音色が本当に好きで、たまに夜1人で聴く。静かな音楽は大好きだ。
Roedelius & Story - Spirit Clock