2024.01.17-19(20)

saku3944
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4時過ぎに目が覚める。寝れたのは2時間くらいか。もう一度寝ようにも腹が減って眠れず、パンをかじりながら夜明けまで過ごす。インスタで、特に興味があるわけでもない連載漫画を読んでいるうちに時間を溶かしてしまった。パートナーが性依存症になってしまったという話。身につまされるというか、(悲しい意味で)すごい人がいるもんだ…というか。どこか他人事とも思えないものもありつつ、それでも。

久しぶりにバイトへ。寝不足で、通勤のバスの中でちょっと気分が悪くなってたけど、幸い仕事には支障なかった。同職の先輩は相変わらず僕に怒り散らしていたけど、気にせず働く。そんな気に障ることをした覚えもないし、納得いかないことで口うるさくガミガミ怒られたり邪魔だと邪険に扱われても、もうやり合う気もない。しょうもない。

足はパンパンですっかり疲れてしまったけど、前よりはマシか。いくつかのラッキーもあり、早めに仕事が終わる。飯を食って帰る。ベッドに横たわってすぐに寝落ち。

2度目の眠りに時間がかかり、そのわりに眠気がとれず昼過ぎに起床。急いで準備してスタジオへ。ここ数日で、あまりに貧弱だった筋力が少しずつついているのか、練習の賜物か、一昨日より声が出るようになっていた。だけど同時に、歌い方のクセが戻ってしまっていたので、もう一度腹から歌うことを心がける。少しずつ上達している。歌うのも楽しい。あとは、2人の演奏を、もっと息を合わせていきたい。

昨年夏にライブをさせてもらったインターナショナルバーへ、少し飲みに。マスターは相変わらず気さくで優しい。今日はずっとレゲエが流れていた。カウンターで飲んでいた同い年の陽気なアメリカ人と少し話したり。明後日が誕生日だと言うと隣のお客さんもHappy birthday!と声をかけてくれた。相方曰く、僕は西洋人男性にすぐ気に入られるタチなのか何なのか、なぜだかわからないけど、少し話せるだけでも僕も楽しい。またゆっくり飲みたい。英語でももっと話せるようになりたい。明日もバイトなので早めに帰る。

相方にとって、だけじゃなく、僕にとっても、忘れられない日から1年。あの日のあの瞬間のことは今も鮮明に覚えている。バーでは改まっては言わなかったけど、相方がこの1年生き抜いてくれて本当によかったと思う。と同時に、もっと、悲しみや喪失感、言葉では言い表せないような気持ちのそばにいられる人でいたい。同じだけの気持ちを持つことはできないとしても、そばでシンパシーを感じられる人でいたい。僕は彼の代わりにはなれないし、なるもんではないということもやっと受け入れつつあるけれど、いつか彼に会いたかった。尊敬していた(それは今も)。それが叶わなくなってしまったのが本当に残念だ。

Animal Collectiveの昨年の新譜と、Gold Pandaを聴いていた。どちらも好み。好きなサイケデリック感や、好きなビート。生音主体の音色がとても耳に馴染む。

うまく寝つけず、そのあと飲んだ眠剤が効きすぎて、朝、起きれず。未だ睡眠が思い通りにいかないことが悔しい。引き続き要調整。

寝すぎて1日を溶かす。弁当を買って来て夕飯。昨日が命日だったというDavid Crosbyを聴いてみたけど、なんだかちょっとピンとこず。彼もまた独特な作風だ。YouTubeを見たり、ギターを弾いたりして過ごす。課題曲は少し慣れてきたか。右手首をもっと柔らかくしていきたい。

特に何もない1日。いつものように、これといった区切りもなく日付が変わる。相方からの電話で、誕生日が来たんだと実感する。おめでとうと言ってもらえて、また少し背筋が伸びる気持ち。もう35歳。時の流れは早い。明日は良い1日に、ひとつ年をとったこれからの1年はもっと良い1年になればいい。

誕生日が来るたびに、僕と同じ誕生日のbloodthirsty butchers吉村さんを偲んでこの曲を聴く。偲ぶ気持ちとともに、いつも音楽に鼓舞してもらっている。どんなにダメでも、落ちぶれてしまっていても、まだまだいくぞという気持ちにさせてくれる。