高校で倫理の時間に習った、「四苦八苦」の四苦にあたる「生老病死」という言葉がたまに頭に浮かんでくる。
生きるの辛いな〜と感じた時に「生老病死」を思い出すことで、(結局死も辛いんだよな〜。輪廻から解脱するしかねぇか〜、だったら今世でなるべく徳積んどくか〜。)と、諸々を諦めて淡々と現実に向き合う気持ちに落ち着いていく。
もし死は救済だと信じている宗教を信仰していたら、よっしゃ救われよ!と勢いで身を投げていたかもしれない。
釈迦のおかげで(せいで?)ここまで生き延びてきたといっても過言ではない。
子供時代はちょっとハードモードだったし、今もわりと生きづらさに苦しんでたりするので、一番辛かったあのときに死んでいてもよかったなと時々ふんわり考えているけれど。
でも、釈迦にサンキューと思えているうちは、生きていてよかったと言えるのだろうか。