休日になると昼夜逆転してしまう。今週は特に色々あったことを引きずってモヤモヤしていたので、思い切って夜遊びを決行した。
夜遊びといっても酒でも色でもなく、ただカラオケにフリータイムで入ってひたすら好きな曲を歌う。なぜなら私の行動圏には夜フリー8時間飲み放題付き2000円という最高のカラオケ屋があるからだ。
朝まで歌って繁華街が動き出す時間まで延長を乗せる。気になっていた店を訪れ、ルーティンの文房具売り場巡回をする。新調しようと思っていたものを買い込み、ファミレスでご飯を済ませて帰宅できたのは夕方だった。
この日買ったもの、ステンレスの食器、丸洗いできる枕、カットできるキッチンマット、ペンタイプのジェルネイル、ネイル用マグネット、爪やすり、ランチョンマット、シール、レターセット、一筆箋、折り紙
書き出すと後半など小学生みたいで微笑ましい。
が、その物量ときたら

シールだけでこの様なので実際には倍くらいの紙の束を抱えていたことになる。
かわいいので仕方ない(?)と納得して(?)買っているが、レターセットだけはちょっと消費先を考えねばと危惧している。もはや文通相手がいないと到底消費できない量に差し掛かってきており、このままでは「おいお前、かわいいレターセットでおれと文通しろ!」と勝負を仕掛ける新しいタイプのライバル枠になるしかない。いや、定期的に書いている未来の自分に宛てた手紙に充てても楽しいかもしれない。一人遊びが上手な自分を信じよう。
そういえばTwitterの手芸界隈で使い道は決まっていないのに資材を買って溜め込んでしまう人のことを「資材ハムスター」と呼ぶことがあるそうだ。シールを溜め込む私は「シールハムスター」か「文房具ハムスター」か。しかしなんていい表現なんだろう。好物を頬袋に溜めては食べ、一心不乱に回し車を回すハムスター。回し車は……社会・経済・生活、そんなもののメタファーのような気さえしてきた。
毎日毎日いろいろな価値観に揉まれて悩んで苦しまずとも、もっと愛する・食べる・生きることに軸を置いて生活を送ることができるのかもしれない。
それはそれとして年齢的にもう徹夜はしないほうがいいことだけは日々実感しているので、しばらくはかわいいもので生活を彩りながらご機嫌に楽しくおとなしくするとしよう。