地元の北海道に、26年ぶりに引っ越した。働いていた会社を辞めたわけではなく、札幌にあるグループ会社の社長をしている。
やりたいことがない人が、嘘ではない範囲内で仕事の動機をみつける
最も実態に近い説明は、何もすることがないので仕事をしている、だろう。
これは周囲からわかりにくい。生まれ育った北海道のためになることをやろう、という「すごくそう考えているわけではないが、嘘ではない」仕事の動機を見つけ出して、それに基づいて動くことにした。
出身地に帰って働いていると、周囲は自然とそのように受け取るものだ。
北海道で何をするか
具体的な話は変わり続けるので、何年か変わらないであろう抽象度で、「北海道への貢献」を書いてみる。
北海道の各地域は自由で自分勝手に動き、その創造性を発揮している。
しかし、二律背反のように、北海道全体としてはあるテーマに焦点を合わせて秩序あるようにみえる。
これが自分にとってしっくりくる。元ネタは江崎玲於奈さんのインタビューだ。
どこまでトップダウンにするか、どこまでボトムアップするか、という兼ね合いですよね。その兼ね合いを一言で表現すると、”Organized Chaos” つまり組織化された混沌です。「Chaos 混沌」と「Organize 組織する」は対立する言葉ですが、要するに、各人それぞれの活動を見ると混沌としているようだけど、全貌を見ると組織化されているということを言っています。各人は自由で自分勝手に活躍して、その創造性を発揮しています。しかし、二律背反のように、トップの方は重点課題に焦点を合わせて秩序ある体制を固める。オクシモロン (Oxymoron) とは意味の対立する語句を並べて新しい意味を創造する撞着語法です。「急がば回れ」、「公然の秘密」などがそれですが、「組織化された混沌」も新しい意味が創られると言えるでしょう。トップダウンが強くなると、先程の分別力の良い人たちなんかは、いい仕事をするかもしれないけれど、創造性は生まれてこないですね。”Organized Chaos”でないと創造性が発揮されにくいでしょう。重要なキーワードです。
「自分勝手に動いている人」は、全体としてのテーマの一貫性など気にする必要はない。結果として一貫性があるように「見える」だけだ。
ということは、上記の状況をつくりたい人(例えば、私)がいたとして、「全体のテーマ」についてあまり言及することは好ましくないともいえる。(この感覚は少数派かもしれない。)
こういう話はnoteではなく、この場所で書くぐらいがちょうどよさそう。