ふと魚を見て

4tsu
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僕の家にはAtmoph Windowがある。そこにはいろんな風景が映し出される。そこで映し出された魚を見てふと思った。魚たちは自由に海を泳いでいて何も考えなくて良いな〜と。いや病んでいるわけではない。多分魚にも魚なりにしんどいこともたくさんあると思う。例えば病気に罹ったらほとんど治らないとか、人間に食われるとか、自分より大きい魚に食われるとか、クマに食われるとか。人間であれば心配しなくてい良いことが致命的で寿命が短くなっている。

とは言いつつ、長生きしてもしんどいことが多いならば生きる必要は無いなと思う。最近は自殺のニュースが多い。彼ら彼女らにとっては長生きしても楽しいことないし死ぬか〜という合理的な行動なのだと思う。確かに説得力はある。SNSによって見えなくても良い世界が見えてしまったり、自尊心が失われたり、、、精神的に楽しいと思うことが随分と減っているように思う。反対に物理的に豊かになったなと思う。いろんな情報が簡単に手に入るし、読めるものも多くなった。パソコンは安くなったし、服もユニクロとか昔より安く手に入る。もちろん物価高などがあるので短期的に比較すると高いなと思うが江戸時代と現代を比べるとそもそも江戸時代じゃ砂糖を手にいれるにも苦労したと思う。

だから楽しく生きる道があるなら必ずその道を選ぶべきだと思う。時々苦しんで苦労して知識をつけるべきだみたいなことを言っている人がいる。楽しく生きるために苦しむのはありだと思うが人に押し付けるのは違う。

基本的に楽しくなるのは楽しさと苦しさが半々くらいが一番充実している。将棋でもそうだが勝ちすぎると楽しくないし、負けすぎても楽しくない。半々くらいが一番楽しいのだ。

魚を見て物思いに耽るのであった。

@4tsu
しずかに暮らしたい