去年末から、趣味がぐっと増えた。
囲碁、刺繍、短歌、編み物、仏像。全部好きになってからまだ日が浅く、知識も実力もない。でも好きで、続けられると思う。
この、「知識・実力に関わらず好き」「続けられそう」というのが、今までの人生であまりない感触だなと思う。今までの趣味って、絵を描くとか、アニメを見るとか、なんとなく元から自分の得意分野の範囲内で、「できる」が伴わないと好きと言えないとか、知識が豊富で、そのことについて詳しくないと好きとは言えないみたいなところがあった。
それが、最近の趣味は本当に0からの経験で、囲碁とか短歌とか仏像とかまじで分からん。分からんけど、好きと言って、趣味だとも言っている。
長く続けられる趣味なので、0からでも今後上達するかもしれないし、と希望を持てるから趣味だと言えるのかもしれない。誰と競うでもなく、自分がまったりする時間にできることだからかも。
人の目を気にせず、交流もしなくていい(でもしたかったらしていい)趣味っていうのが、よく考えたら今までなかったのかもなあと思った。それはとても心地良いことだ。
目標は、囲碁だったら人と対局することだし、短歌は本を出したりすることだから、ゆくゆくは人と交わることになりそうだけど、今はひっそり自分だけで楽しくやっていたいかも。