夜中途中で、このまま目が覚めてしまうかも……と心配したときもあったけど、ちゃんと寝られて、よかった。2徹はもう無理。
先日読んだこの記事について考えている。
気になるところが沢山あった。
一般的に、誰かを「好き」になったとしたら、その人をその後もずっと変わらず終生好きでい続けること、不変的で永続的な愛を目指すことになっていると思います。(中略)多くの人がとりあえずそっちに向かうのは、それ以外のやり方のモデルが存在していなくて、それ以外のやり方をイメージすることがむずかしいからではないでしょうか
私は愛における距離の話をもっとしたいと思っています。どれだけ近づけるかではなくて、どういう距離でいられるかが自分にとっては大切なのだと思います。(中略)「あなたのすべてが好きなんです」とか「あなたのすべてを受け入れます」みたいなことを言うのではなく、「自分がどういう人間で、どういうかたちでならあなたと関われるか」という、いわば条件のようなものについて話すことになり、交渉のようなものになってしまうかもしれません。
わりと、わたしの恋愛の考え方に近いな〜と思った。変化する関係でもいいな、と思っているところと、条件を提示して心地よい距離感を交渉していきたい、というところ。わたしはそれを「恋愛」と呼ばないけど、もし人生で誰かと近しい関係で生きていくなら、そうやって生きていきたいと思っていた。1つ目の引用について思ったことは、わたしはこの不変的で永続的な関係について、自分に当てはめられるのかと疑問に思ってるのに、創作物に対してだと「末永くお幸せに……」と思っちゃうんだよなあ、ということ。不変的で永続的な幸せなカップル象、現実のカップルもモデルになっているだろうけど、創作物の影響も大きい気がしている。創作物からの影響をモロに受けて、こちらからも創作物へ「不変で」「永遠の」「二人」であってくれと願いを託すのは、無限のループのような気がして、怖いな……とちょっと自分を省みたりした。この記事、面白いのでよかったら読んでみて欲しい。
午前中に図書館に行き、井上荒野さんの本を借りた。食べ物についての小説やエッセイ。それからチキン南蛮を買って帰ったけど、値上がりしていて悲しかった。
午後は、友だちとおしゃべりをしていた。最初は2人で喋っていたんだけど、途中から1人増えて、3人で話すのが久しぶりだったので、のんびりとしていたけど、楽しかった。
解散してからは借りてきた本を読んだりして過ごした。今日借りた、「ベーコン」を読んでいた。短編集で読みやすかったので、一冊スッと読み切れて嬉しい。男女の関係、特に不倫が描かれていたものが多く、本のキャッチコピーにも「濃い」とか「艶めかしい」「エロティック」と書かれていたりするから、男女の恋愛や性愛がだめなわたしの苦手なやつかも……と身構えていたけど、書き方がサラッとしており、性行為の詳細な描写もなくて、読めた。よかった。
今日の晩ごはんは、ナスのひき肉の味噌炒め。父が父の食べたいものを買ってきたからといって、それを優先していると、前に買ってきてあったものをだめにしてしまう、と学んだので、わたしはわたしの計画通りに料理をすることにする。