昨日沢山歩いて、寒い中外にいたのが疲労として蓄積していたのか、それとも気圧がめちゃくちゃ下がっていたせいか、今日はすごく朝遅くまで寝てしまって、起きてからもだるねむ……ってかんじでダラダラしていた。
今日は3月11日だ。13年前、わたしは既に病気を抱えた受験生だった。その日は学校を休んで病院の待合室にいて、すごく体調が悪かったから、揺れ始めたときもめまいなのかな?と思っていた。それがどんどんひどくなっていって、おかしい、と思ったとき、前に座っていた女性に、地震ですよね?めまいかな?と声をかけられて、普段精神科という場所で患者同士しゃべるなんてことなかったから、余程のことが起きているのか、と思った。そのうち待合室のテレビから警報が流れだして、それでも何が起こったのかよく分かっておらず、家に帰ってテレビを付けたら、津波がどんどん車を飲み込んでいく様子がリアルタイムで流れていて、それでようやく、事の大きさを認識したけど、それでもまだ、ただ悪夢を見ているようだった。
今年の能登半島での地震があった時に、思い出したのはやはり13年前のことだった。ただ呆然とテレビを見ているしか出来なかったのはその時と同じで、でも今はわたしは学生じゃないから、有権者としてできることもあるし、金銭的な支援も、めっちゃ微力だけどできることがあるということが、あの頃よりはましだと思う。いや、どうかな、大変な思いをしている人たちがまだたくさんいる、無力だ。
ていうか、早く防災リュック作らなくちゃな……。100均とかで集められるところから集めよう。
最近、色んな人のしずかなインターネットの日記を読むけど、みんな読書したり映画観たりしていてすごいな〜と思う。読書ができなくなって長い。たまに、ガっと没頭できるタイミングが訪れるんだけど、本当に稀なことだ。そんな衝動的な読書じゃなくて、ゆっくり文章を味わうような時間を過ごしたい。映画も、今年になってすごく久しぶりに映画館で1本見たけど、見ながら、この場面を感想として残すならこういう文章で表されるな……などといらないことばかり考えていた。この前も、14年前に買った「まほろ駅前多田便利軒」を読もうと思って、読み始めたら、文章が頭の中で映像として再現されたので、すごい!こんなに明瞭に映像になるなんて久しぶりの経験だ!!と喜んだのに、その喜びを投稿するためにSNSを開いてしまって、そのうち読書には飽きてタイムラインを眺めていた。まずわたしは、SNS依存から抜け出すべきだ。
今手元にあるのは、川野芽生「奇病庭園」、茨木のり子詩集。奇病庭園は朗読劇を観劇していて、それが良かったから文字でも味わいたいし、あと川野さんの作品だと「Blue」も気になる。それから、山内尚「ノンバイナリースタイルブック」を予約してあるので、発売されたら取りに行って読もうと思っている。楽しみ。「まほろ駅前多田便利軒」も読まなきゃね。
Berryz工房が好きで、彼女たちのスタイルはかっこいい、本当にプロフェッショナルな人たちだと思うんだけど、彼女たちは「歌わされている側だ」と強烈に感じるときがあり、非常につらくなる。メンバーの力量とか態度が未熟だからそう思わせるというわけでなく、例えば「あなたなしでは生きてゆけない」とか、「大人なのよ!」とかは、どれだけメンバーがものにしていっても、歌わせている側のパワーがちらついて、それへの怒りが新鮮に溢れ出る。正直言って怖さもある。そんなことを思わせないくらい力強いパフォーマンスをしていたメンバーだから、失礼だと思いつつ、嫌さが拭えない。でも、「あなたなしでは生きてゆけない」も「大人なのよ!」もめちゃくちゃ好き……引き裂かれる思い出いつも聞いてる……。
なんか今日の日記は長くなってしまった。晩ごはんは、ひき肉があるらしいから、量が足りるならハンバーグが食べたいから作る。足りなかったらどうしようかな。