「虎に翼」感想 第23週

シオリ
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公開:2024/9/3

9月2日 111話

裁判の準備が始まってからもう四年が経ってるの……長すぎる……この間、被爆者の人たちはなんの救いもなく過ごしていたのだと思うと胸が痛い。そしてようやく本番、というところで雲野先生が亡くなってしまった!!ええ〜〜〜!!!岩居も体調が悪いみたいだし、大丈夫なんだろうか……。雲野先生、悲しいな……。

星家に馴染んできたとらと優未、よかったねーと思いながら見ていたら、百合さんに異変が。聞いたことを忘れている、のどかの名前が出てこない、など、認知症なのかな?のような症状がある。周囲も戸惑うけど、一番本人がショックな様子。それはそうだよね……。百合さんの様子も気になる一週間になりそうだ。それから、道男の様子も気がかりだったな。あと、とらが暑がってるのって更年期なのかな?生理についても描かれたから、そういうのも描かれそうだな〜と思ってみている。

裁判が始まり、とらは裁判官の一人として参加する。最初に岩居から述べられた主旨で、裁判の目的がわかりやすく説明されていた。説明の途中に傍聴席に入ってきた、足腰の悪そうな老人。なんと……竹中!なんかしぶとい!!って感じの雰囲気のおじいさんになっている。わくわく!!

9月3日 112話

立場上あまり仲良くしゃべれないとらとよねたち、でも、「意義のある裁判にしよう」と言ったよねの気持ちが心強い。

やはりとらは更年期障害、百合さんは老年性痴呆(認知症のことだよね?)。百合さんを演じる余さんの老いによる衰えの演技がすごい……。あんなに生き生き快活だった百合さんが、一気に老け込んでしまって悲しいけど、その差に唸るしかない。

裁判が始まってあっという間に1年半も経つのに、まだ終わらないし、埒が明かなさそうな感じ。よねの尋問の圧がすごかった。

9月4日 113話

原爆裁判は法的に被害者の救済が難しいと思われ、厳しい状況。政治家から早期に集結させるよう圧力もかかっているみたい。とらは裁判官としてできることは何かと思い悩む。

被害者の一人が証人として法廷に立つと連絡をくれる。好奇の目にさらされるのに、賠償金がもらえたとしてもそれをカバーできる額とは限らない、と心配する轟に対して、よねは、どの地獄で何と戦うかは本人が決めることだ、と言う。よねらしいセリフだと思った。

百合の病状はさらに悪化していて、のどかは大分嫌そうだし、家族の中でもトラブルが起きそう。そんな中優未が百合に邪険にされ、のどかがひねくれてしまっている様子を見て、限界に達してしまう。炸裂する華麗なケツキック。まさかすぎる😂すごい臨場感のある音楽が流れて終わったけど、どうなる!?

9月5日 114話

轟がかわいい回だった!

イマジナリー猪爪家がさわがしくて笑っちゃった。家を飛び出した優未が向かっていたのは山田轟法律事務所。遠藤に、怒ることはおかしくないけど、口や行動に出したらそれは相手との関係が変わるってことだよ、そのことには責任を取らないと、と言われる優未。なるほどなあ。帰ると、のどかに謝られ、優未もまた謝ってこのトラブルはひとまず一段落かな。でも、ずっと百合に困るとか、その対応についてモヤッとするという状況は続くだろうな。

証人喚問のため、上京してきた女性は、やっぱり不安もあるようで、そんな状態で法廷に立つのやめたほうがいいよねは言う。でも、伝えたい、と女性はいい、手紙を轟が代読することになった。原爆による被害と苦しみが当事者本人の口から語られ、そのインパクトはすごくて見ていて辛かった。よねが、轟のことを相棒と呼んでいたのがよかった。

9月6日 115話

祝!団子に桂場のお墨付き!!ようやくですねえ……梅子がお店を次ぐことが決まり、道男も一緒に店をやることになる。道男は頭が良くないし金勘定ができないし……と言うけど、梅子とやることになったとしても、親子ほど年の離れた梅子が引退するほうが先になるんだろうから、いつかはまた一人で店をやる決心をしないといけない日が来るんだろうなあと思った。

裁判は原告の敗訴が決まってしまったけど、それだけで終わらせるのではなく判決理由をしっかり書こうということに。最後の裁判でも、主文より先に判決理由が述べられ、そこで政治が被害者を救うべきだということが述べられる。よねの涙が辛かった。

@510r1
のんびり、日常。BLとぬいぐるみ。晩ごはんのこととペットのことも。