1月14日の日記

シオリ
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今日もまた夜中に起きてしまって、しばらく起きていた。

週末にハリネズミのケージを掃除したかったんだけど、外で作業するのが嫌で結局できなかった。してあげたいんだけどな〜、外は寒いよ〜……。

「ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと」という本があり、気になっていたのだが、その本をテーマにして関連分野を研究している方たちが座談会をしたときのまとめ記事が出ていてので読んだ。

そしたら、面白いことが書いてあった。

心理学者のヴィクター・カランダシェフという人が世界中の人々や文献などを再検討した結果、ロマンティックな気持ちというのは典型的には「惚れ込み、理想化、身体的かつ感情的な近さを欲すること、相手のために自分の人生の一部を変えること、そして相手が好意を返してくれなければより執着すること」 などが内包されると書いてあって。

へえ、ロマンティックな感情にそういう定義をしている人がいるんだな。というのと、続いて

わたしの視点からすると、広い意味でのアローセクシュアルの人たちはこれらを一つひとつ分けて考えないで、全部まとめて一つの恋愛的惹かれとして捉えることができているのが不思議に思いました。

と書かれていたところにも納得した。わたしはこの、「恋愛」というパッケージになっている諸々のことが一つのことだと捉えられない、とか、諸々がすべて同じ熱量で現れない(ムラがある、存在する感情としない感情がある、複数の人に別々の感情が同時に発生する、など)というところがあって、それがかなり自分のセクシュアリティの認識に影響していると思っているからだ。以前、アロマンティックアセクシュアル(という言葉は作中では使われてはいないが)の人が出てくるBL漫画のレビューをしたときに、似たようなことを思った。

「恋愛感情」、「結婚願望」、「出産願望」なんかもひとつにまとめられるものとして世の中では扱われて(一つにまとめて扱うことが前提として社会が成り立って)いて、それをまとめられる人が普通とされているけど、実際は違うと思う。「恋愛感情」も「結婚願望」も「出産願望」も別物だし、それぞれはもっと細かい、色んな感情や欲望が絡まりあったもので、分けられるんじゃないか。それを分けた一つ一つにそれぞれ向き合って別々に悩み、対処していく人生だってありなんじゃないかと思う。

今日発見した加藤さんが素敵な動画。加藤さんが笑っているところが好きだな〜。動画見ててもつられて笑ってしまう。

今日の晩ごはんは、昨日食べなかったピザと、あとなんかおかずをします。何にしよう。

@510r1
のんびり、無職の日常。BLとぬいぐるみ。晩ごはんのこととペットのことも。