ポッドキャストのこと

シオリ
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今年に入って、ポッドキャストを聴くようになった。きっかけは、フォロワーさんがお友達とポッドキャストを始められたと宣伝しておられて、聴いてみたら面白かったから。

趣味の刺繍をするときや、ジムで面白みのない運動をするとき、ポッドキャストを聴いていると元気が出る。

今聴いているのは、「モ〜マンタイ倶楽部」「寅の子すて〜しょん」「Over The Sun」の3つ。前者2つは一般人がパーソナリティの雑談系だけど、本当にみんな話が面白くて笑いながら聴いている。

そうやってポッドキャストを聴いている内に、自分もやってみようかな?と思って、この前とうとう始めてしまった。内容は、読んだBLのあらすじと感想を語るもの。元々読んだ本については一言SNSに感想を残すようにしていたけど、もっとちゃんと残せたらいいな、と思っていたので、半分自分の記録のためにポッドキャストで残すことにした。

しかしこれが難しい。自分のためとはいえ、誰かに聴いてもらいたい気持ちもあるから、ちゃんと原稿を書こう!と思って書くけど、何回も書く内に、これ面白いか?という気になってくる。更にその原稿を読むときにめっちゃ噛むので何回も録り直すのだが、それを繰り返している内にまた自信をなくし、どこが良くて何が面白いのか全くわからなくなった頃アップロードして、再生回数も伸びず、やはり面白くなかったのでは?と思いながらまた次の原稿を書く……。

昔からブログを書いたり、オリジナル小説を公開したりしてきたので、面白いのか面白くないのか分からない自分のコンテンツを反応がもらえないまま公開し続けることには慣れているのでいいんだけど、今までの表現活動とはまた違った表現に四苦八苦しているのは事実。

あと本当に滑舌が良くないのと噛んでしまうのが悩みで、噛まなくなるまで原稿を読み込めばいいのかもと思いつつ、練習なしの2テイクくらいでアップロードしてしまう。

聴いてるポッドキャストは、わたしと同じ一般人の人たちのものなのに、スムーズに会話できていてすごいよなあ、更に面白いし……と尊敬の念を抱くばかりだ。

わたしももっと努力しないといけないのかも、と思いつつ、張り切りすぎずにいたいな〜って気持ちもあって、適当に済ませてしまっている。

いいこともあって、わたしは自分の声が低すぎると思っていたので、それが幼い頃からのコンプレックスだったんだけど、実際録音してみると、そこまで低くこもっているわけじゃないのが分かった。よく言えば落ち着いたトーンと言えるな、って思って、ちょっと自分の声が好きになれそうだった。

まだまだ語りたいと思っているBL作品はあるから、飽きるまでポッドキャストはやってみようと思う。それから聴く方も続けたい。本当に毎週の活力になるくらい楽しみにしているから、わたしの好きな番組がずっと続きますようにと願っている。

@510r1
のんびり、日常。BLとぬいぐるみ。晩ごはんのこととペットのことも。