しばらく離れていたら入り方がわからなくなった パスワードも無くしたけどこの度探したら無事に見つかって久しぶりに書く。
昨日友人たちの出るピアノの発表会を見てきた、太極拳とピアノはよく似たところがあると納得できる、と閃くものがあった
太極拳:基本の姿勢が出来ていないと、いくら基本功や套路や武器の持ち方をがんばって覚えても意味がない(それは舞踊に過ぎない)
ピアノ:基本の指の使い方と身体の使い方ができていないと、楽譜通り音を押さえて曲を「弾く」ことはできても「演奏作品」にはならない(人に聞かせるレベルではない)
姿勢や身体使いは、習わなくても「できる」から、気の早い人、先人の知恵を軽視する人、師のいない人は独学で先へ進み、套路や作品に取り組んでしまうが、正しい教えに出会ったときに深刻な(先生が直す気が萎えるくらいに)クセがついてしまっていることがあるだろう それは悲劇である
教えやすさを良しとする日本の習いごと業界では正反対のことがスタンダードになっていることもしばしばあり、覚えやすく/教えやすく工夫されていると短期間でも身につく、普遍化していく