2025年、ねこの暮らし

うめたま
·
公開:2025/12/21

この記事は Otaku Social Advent Calendar 2025 21日目の記事です。

うちには、ねこがいます。

別段記事になる事件もないですが、よく写真を載せているねこの話をします。

ちょっとどっかにねこの紹介かなんか書こうかしらと思っていた頃合いにアドカレの季節が来たのでこの機会に書こうかな、と。

おたどんに載せてる写真がほとんどだと思いますがもう何載せて載せてないかわからんのでご勘弁ください。絶対載せてないとわかるやつは家が散らかってるから無理。

先にいいますが8000文字オーバーの素人の文章なので気合を入れてください。この記事はあなたの気合によって完成します。

さて、気合が入ったらまずはねこの紹介からです。

気合、入れましたか?入れてください。むん。

ねこについて

レースの襟をつけた猫の写真
一斤のパンみたいな形になった猫

ねこ、オス猫。

齢9歳、年齢を感じぬ元気さだが下っ腹のルーズスキンはタルッタル。ごらんの通り時に一斤のパンのようにもなるため、ほっそりというわけではないが、標準範囲の体型で体重5キロ。

ふにふにお腹を培うのに役立った…もとい好きな食べ物はカリカリ(大粒を噛み砕くのが好き)、ちゅーる。魚味より肉味が好き。

去勢済みの元地域猫でさくら耳。

おしゃれなキジシロの毛皮はほぼ左右対称の柄にほんのちょっぴり、遊び心のアシンメトリーを添えて。

目の色は室内灯ではグリーン、太陽光ではブルーがかって見える奇跡のビジュー。

写真ではわかりにくいが、時々飼い主でも一瞬「あれ?そんな色だっけ?」となる。

猫の顔のアップ。

ふとしたときの見え方の変化があり、かつ、虹彩に入った茶〜金色の模様のようなところも濃く見えたり淡く見えたり、差し色にもなったり、変化して見えて、猫の瞳は見ていて飽きない。

そして、猫好きなら懇願してでも見たい部位、肉球。こちらもオリジナリティ溢れており、さくらあんにつぶあんひとつ落としたみたいなピンク4:黒1の肉球。いい柄だ。

猫の肉球のアップ
猫の肉球(後ろ足)のアップ

全部がこれ。指はピンクで大きな肉球にだけ黒が入る。奥に見えるのは後ろ右足で、ここに至ってはピンクのど真ん中にひとつぶの小豆サイズの黒。

ねこが触られるのが好きなのをいいことにいつもここをそっと連打してしまう。

そんなねこは、元は実家で飼っていたのを、私が結婚して家を出たあと夫婦の家に連れてきた子である。

名前はもうある。

個にゃん情報なため一応書くことは伏せておくが、夫は「ギヌス」「ギヌ」「おギヌ」等と呼んでいる。夫いわくねこのHNがあったほうがいい、とのことで呼んでいたのが、今やこの名前でも結構反応するため、HNの自覚が芽生えているらしい。オフ会でも安心。

オフ会に参加したことなんかもちろんないが、私がオフ会に参加した際にはねこのチェキや抜けヒゲなんかを配布することはやぶさかではないので、実質参加と同義だと思う。

普段も、私がフォロワーと通話などしていると「おまえ、ひとりでしゃべるなんて、きでもくるったのか?それともねこにはなしてるのか?」とばかりに話に入ってくるので、ネット民みたいなもんだと思う。

喋るために口を開けている猫

ねこは実は大層なおしゃべりやさんで、食う寝る喋るの3セットが欠かせないのだ。目が合えば「にゃん」呼べば「にゃにゃにゃん」。おしゃべりが止まらないのでこのように口が開いた写真が結構ある。

なにもなくても「にゃ~にゃにゃ~♪」と歌うように喋りながら軽やかに歩いているのを見る。本当に、人に向けてじゃないときでもそうなので、根っからおしゃべり好きなのだと思う。

さらに声量が大きい。もともと体格に恵まれている上普段からこんな調子なので、おそらく肺と声帯が鍛えられている。

慣れない人はこいつといると3日で狂うと思う。夫は最初ちょっとヤバかったし、私も久しぶりのねことの同居で「この子こんなにうるさかったっけ?!」とおかしくなりそうだった。

猫なんだから、環境の変化もあって余計に喋ってただけだ、と思われるかもしれないが、すっかり慣れた今もそんなにおしゃべりは減ってない。強いて言えば年齢とともに落ち着いている時間が増えただけで、人といる時間はずっと喋っているので人の耳が慣れたのだと思う。

これを書いてる今も実際、横で喋っている。ラジオの如し。

そんなんなので動物病院へ行くとたいへんなことになる。道中は

「ねこさらい~~~~!!ご町内のみなさ~~~んかわいいねこをさらうねこさらいがここにいますぅ~~~!!!!」

とばかりに叫ぶので注目を集めてクスクスされてしまうし、病院に入ると

「うぉ~~~ねこはここにいるぞ~~たすけてくれぇ~~~~!!!こんなにかわいいねこなのにッこんなにかわいいねこなのにッひどいことされるぞ~~~!!!」

と叫ぶ。

実際はもちろん

「にゃーんにゃーんにゃあああああああ!!!!!ニャア~~~~~~~~!!!」

なのだが、これがもう声量も肺活量も大きくて、というかそもそもこんなに鳴き続ける子は待合室で他に会ったことがなく、飼い主としては「すいません…うるさくてすいません…」とペコペコ米つきバッタのようになるしかない。

そんなねこは普段の日々を愉快にまったりと暮らし、日の当たる場所でそのぷりぷりのおしりを温め、変なポーズで毛づくろいすることを日課としている。

まるまって尻だけ陽に当たるねこ
仰向けで後ろ足を高くあげて舐めてるねこ
後ろ足を机の足にかけて鳥みたいになってるねこ

そういうねこである。

ねこの毎日

ここからはねこの生活の、とある1日の一例を。写真は少なめ。なぜなら生活なので私も四六時中ねこを撮れてないから。できたら仕事も家事も放棄して撮りたい気持ちはある。

ねこは毎朝だいたい7時に起きる。起きるというか、普段の夜はゲージに入って過ごしていて、人間がねこをゲージから解き放つのがそれくらいの時間。

ねこはわりと夜は寝てくれる方ではあるのだが、双方の安全のため基本はゲージ。開けるとウニウニ言って飛び出してきて、う~んと伸びをして爪とぎをする。

夫が開けるときは、だいたいここから私の布団に飛び込んできて二度寝をする(私は朝がとても遅い)。私が開けたときは一回抱っこして顔にスリスリをして、一晩過ごしたあとの逢瀬を楽しむ。ゲージを嫌がらないとはいえ猫は人間と体感時間が違うので、一晩は重みが違うのだ。喋りながらめっちゃ舐めてきたり膝に乗ったり腕枕強要してきたりするので好きにさせる。

二度寝の場合は私が起きてから、私が開けた場合はそのあと、朝ごはんを食べて、毛づくろいする。元気な朝はカリカリから。一度膀胱に尿結石もとい星の砂を作った職人の経歴があるので、ロイヤルカナンの療法食を続けている。

この間に夫は出勤する。ねこは窓辺に行ってその姿を見てたり、なんもリアクションしなかったり、色々だが、だいたい一回は「にんげんひとりいなくない?」と探すくだりが入る。なんなん喋りながら家中を周回して諦める。

余談だが、年に何度か夫が泊まりで帰省しているときなども、ねこは「この時間にいないのはおかしい」と家中探し回る。風呂やトイレはもちろん、果ては洗濯機や冷蔵庫さえ見る。普段は全然見ないのに。一度、風呂場を探し回ってから、大急ぎで冷蔵庫を開けろと言いにきたので(開けて見せてあげた)、まるで私が夫をバラして冷凍した疑いをかけているかのようだなあとか思ったものである。カンのいいねこは好きだ。余談終わり。

そのあとは窓辺でバードウォッチングを嗜んだり、家事をする私を邪魔したり、おもちゃで遊ぶこともある。

ブラッシングがほしいときはとくにしつこくちょっかいを掛けてくる。そういうときはたいてい、トイレ水ご飯の三点が満たされているけど甘噛みしてくるのでわかる。ねこの要求のしぐさはたいがい甘噛み。ブラッシングはゴムのブラシがついた手袋タイプがお気に入りで、ぐねぐねして喜ぶ。

私の勤務が始まるまでに一通りのことを済ませたら、また寝る。だいたい12時くらいまで。仕事している横の窓につけたハンモックみたいなベッドか、ソファか、寝室かどれかで、日光に当たりつつ寝る。

呼べば気前よく返事して来るが、ねこは業務をやってくれないため、特に呼ぶことはない。もし経費申請とか、データ整理とかやってくれるなら100回呼ぶと思う。

12時くらいに起きてくるので、ぬるま湯と食事を出す。日中はよくウェットフードを出したりといろいろバリエーションを出している。

この時間なら、食事に変化を出して合わなくて吐いたりしても私から見えるし、万一のことがあっても病院にも行けるため、新しいごはんを出すのもだいたいここ。業務形態が緩い在宅でよかった。

ねこは好きな味なら飽きないので変化を出す必要はそんなにないタイプだけど(療法食が必要な子として超助かる)、複数種を食べることで万一の時、問題のあったフード「だけ」食べてるより問題のないフードも食べていれば体に影響のでるリスクが半減するという考えで色々食べてもらうようにしている。

とはいえ一種類だけであれば問題の切り分けや原因究明も早いと思うのでこの辺は飼い主次第。自分はペットを飼ってきた経験上、食べたことが問題になることより食欲減退など食べてくれないのが問題になる事が多かったので色々食べ慣れて好きな味を知っておきたいな、というのもあってこうなった。

ウェットは尿結石予防の水分補給にもなるし。

ご飯を食べたらお水を飲んで、おしっこして、毛づくろいする。それから「なんかおもしろいことない?」と私のところに来る。

ねこの思う「おもしろいこと」は色々だ。

窓を開けて外を眺め、風の匂いに季節の頼りを感じたり。

窓に手をかけて立ち上がるねこ

普段しまい込んでいるおもちゃを交代で出したり。だいたいぬいぐるみか猫じゃらし。いわゆる「あのエビ」は破壊したので今は2個目、青いやつだ。

段ボールいっぱいの紙屑を掘っておやつ探しをしたり。

段ボールに前足つっこんでる猫

また最近はYouTubeの猫向け動画を見たり。後述するが今は特にこれが好きだ。

そういう、とにかくなんかしらで猫が刺激を受け取れる、遊べるものを提供する。これらの詳細はせっかくなのであとの章で書く。ねこ飼いの参考になれば。

休日、こういうのを準備してやらずにこの時間帯に外出してるとずっと寝て過ごしているので(首輪のcatlogで行動履歴を見れる)家にいる間の数分ねこのおもちゃのためになにか準備してやるくらいは休憩時間を割くようにしている。

たまにこれらは要らん!構え!と机や膝に居座ることもあるので、そうなったら諦めて撫でつつ業務する。近頃はBluetoothで接続できるペンタブとキーボードをねこを避ける形で自由に配置し片手で仕事が完結できるようになったので無問題である。

そうして楽しんだり、撫でられたりして、ねこは満足したら勝手に昼寝したり、自分でどっかにしまい込んでいたぬいぐるみで遊んだりする。

そんなこんなで私の業務が終わったら大急ぎで食事の用意をする傍ら、ねこもご飯を食べる。昼に開けたウェットの残り(一食でひとつは食べきれない)かカリカリ。たまに夕飯用に味付けなしの、マグロの刺身や鶏のささみの茹でたのがあればそれをお裾分けしたり。ねこは最近ようやくマグロ刺身がとても美味いと知った。

夫が帰宅したら、夫は外からの感染予防のためにすぐ風呂に行ってもらっている。するとねこはそれを追いかけていって「おかえり~」を言いに行く。たまに脱衣所の引き戸さえ開けて「おかえり!」を言う。

廊下の洋式のドアは開けられないのでそこが閉まっているとしないこともあるが、帰宅はちゃんとわかっていて、寝てても起きる。

が、肝心の夫はシャワーの音でかき消されてねこの渾身の挨拶が聞こえていないし、気がついていない。しかし、ねこは伝わったはずだと満足して戻ってくる。ねこは結構な愛を夫に向けていると思うが、残念なことにすれ違いである。

さて、人間の夕食時間。夫婦で食事をとっていると同時にねこはおしっこする。ねこが先にご飯を食べるのでだいたいタイミングが合って視界の片隅に入ってしまうがまあ仕方ない。動物を飼うということに慣れるとこうなる。

生きてる活動をすることは偉いし、動物は本来食事と排泄は同等でどちらが品があるとかそういうことはないのだ。どちらも必要で、どちらも安心できるからするのだ。猫からしたら意思疎通の怪しい、十倍以上の体格の二足歩行の異形である我々にムン…と気合の入った顔を見せてくれることに感謝しよう。

食事が済んだらテレビを見ることが多いのだけど、ねこは夫か私の膝に乗ってゴロゴロゴロゴロを言う。だいたいは夫の膝。日中いないぶん取り返す勢いで飛び乗るので夫は「ぐぇ」とか「痛い痛いそこ踏まないで」などと言っているが、ニッコニコである。ねこもゴロゴロ喉を鳴らしながら、踏むなと言われた箇所を丹念に踏んで揉む。愛が交わる時間である。

この間に私は風呂に入ったりもする。猫によくいる「風呂が見たい子」だが、うちのねこもそうで、高確率で見に来る。気が付かないときも、脱衣所ドアがちょっぴりねこの幅に開いてたりして、来たのがわかる。

諸々済ませて就寝時間。

朝のくだりでも書いたが、ねこは夜ケージで寝る。

たまにとても寒かったり暑かったりする日とか、翌日は休日なのでゆっくり眠りたいとか、ねこにとって嫌なことがあった日(病院だとか、お留守番があったとか)はケージを閉めずに好きに寝場所を選ばせている。不安なことがあった日はだいたい私の足元か、布団に共に入るかで、気温がちょっとアレな日はリビングの猫ベッドで寝る。

どちらにせよ、ねこは寝る前に夜食を少し食べて、水を飲んで、うんちをするのがルーチン。

ルーチンを済ませたら寝床で丸くなっておやすみなさい、また明日。

と人間は言うのだけど、ねこはだいたい12時までは眠くないので、それより早くケージに入れると「出せ出せ出せ出せ」コールがある。

ここまでいちいち書いたらきりがないので飛ばしたが、ねこは起きている間なにかする都度喋っているが、それよりそこそこうるさいコールになる。

人間は慣れたので先に寝る。また明日。

ねこの遊びいろいろ

ねこの一日で好きな遊びをいくつか出したが、それをちょっと掘り下げて、他のおうちであんまり見ないかもな…という遊びをご紹介。

一つめは段ボール遊び。

猫なら段ボールが好きだというのは世界の共通認識で、うちもご多分に漏れず好きだ。ただし入ることは好きではない。箱に入ることをいたく警戒する。

そんなねこが段ボールに夢中になる遊び方。

それは破壊と宝探し。

破壊はもうほんと文字通りで、前足で挟んで持った段ボールの端っこを齧って穴をぶち開けたり破くだけである。イタズラともいう。たまにやられると困る箱もやられる。うちのは誤食はしないのだが、する子もいると思うので推奨はしない。

破壊活動をしない子にもおすすめなのが宝探し。

手頃なサイズの段ボール箱に、新聞やらいらないチラシを折り紙くらいに違ったものを丸めて詰めて、そこに猫が好きなカリカリタイプのおやつを隠してやる。

気まぐれに思いついてやったことなのだが、これは大ヒットだった。

箱に入りたがらないねこが入って掘り、おやつを見つけては嬉しそうに食べる。掘ること自体もかなり楽しそうにする。

猫は犬のように遊びで掘る動作をするイメージがあまりなかったが、寝る前に布団を掘るような仕草をするし、そもそもトイレの砂も掘る。

もともとある身体機能を使う遊びは刺激的だったようで、初めて設置したときはおやつがなくなっても掘りまくっていた。

この遊び、コストが安い上汚れたり壊しても捨てやすいのでおすすめ。

二つ目は動画を見ること。

具体的にこういう動画をipadで見せていた。

ネズミとか鳥がちょろちょろするやつ。

ネズミが巣穴から出てくるやつ。

いろいろなのが餌場にくるやつ。

保護フィルムは貼っているが、ねこはあまりパンチしたりせず、獲物の動きを観察することそれ自体を楽しむのでダメージなし。おりこうさん。

ちょっと変化球で、これまた手頃な段ボール箱にipadを入れて上記の動画を再生しておき、蓋を軽く閉めて、蓋の隙間や段ボールの持ち手の穴から覗けるように誘導してやるのもよかった。

また布をかけて隠すのもバカウケした。よく見えないところに何かある、というのが猫ゴコロくすぐるらしい。

雪見障子になぞらえて、ネズミ見の窓、とうちでは呼んでいる。

トムとジェリーの如く、窓の向こう側に、潜んで暮らしてるようにちょろちょろしているネズミが見える、猫版VRとかARとかそういう感じになる。

ipadはアクセビシリティでタッチに反応しないようロックができるので(お店の動画展示とかそういうのに使われてる機能)そうしてやると猫が触っても大丈夫。

猫の中には見えるだけで取れない獲物にイライラする子もいるそうなのでケースバイケースではある。ご注意を。

そして夏ごろ、革命的QOL上げアイテムがやってきた。

安物のプロジェクターだ。かねてより、うちの寝室の壁の一辺が真っ白で家具もないので狭い我が家にしてはずいぶん広いエリアが空いているなぁという印象だったので、なんかできないかな?と思い、プロジェクターを考えていたのだが、夏にセールになっていた安物をポイントをつっこんでさらに安く買うことができた。

それを使って白い壁に動画を投影しているのだが、これも大当たり。

さっきも貼ったやつ。使い回し。

先に出したように、ユーチューブで検索すると猫が喜ぶ小鳥の餌場の動画とか、ネズミの走る動画とか、そういうのがごまんと出てくるのでそれを投影すると、ねこが食い入るように見るのだ。

それと、意外だったのだが、前述のようにハント心くすぐるタイプの動画から一転、自動で次に再生された田舎道を一人称で撮った動画にもねこは心奪われていた。

そのときのものが履歴にもう残っておらず、確かこんなかんじのイギリスの地方みたいな感じだったと思うが、朝の霧の中、小鳥の声と風の音を聞きながら散歩をする何気ない(まあ日本の都会育ちからすると羨ましいリッチすぎる散歩なのだが)動画はねこの心を鷲掴みにして奪っていた。

香箱を組み、しっぽを揺蕩わせながらねこはそれを見ていた。その顔は穏やかでリラックスして、それでいてとても目が輝いていた。

以来、週に一度はそういう動画を見せている。やはりよく反応する。画面の前で昼寝したので飽きたかと思えば、また起きて見つめたりもする。猫としては「これはかなり好き」らしい。

色々他にも試してみたが、完全に森より、都会より、ほどほどに人が住んでいる住宅+田畑がある田舎道がとくに反応がよかった。

私は都会のマンション生まれだが、ねこは田畑と林のある、さびれた住宅街の生まれと育ちの地域猫。林や田畑に入って遊び、人にごはんをもらって暮らしていた。おそらく、彼の生まれ育った環境がそういう条件だったので、そういう人の暮らしに隣接した田畑と自然が少しあるところの動画はなんとなく馴染みがあったのかもしれない。

まあ、実際どういう気持ちで見ているかは、おしゃべりなわりに何言ってるか8割はわからないので推測でしかないが。

ちなみに、海の中の魚の映像は日によって反応がまちまちだが、海上を空撮で撮ったものと森を空撮で撮ったものはなぜかヒットした。もちろん鳥視点なんて実際に見たことないし、海の上空はさらに知らない。それらが「高いところの風景である」ことがわかっているかどうかは不明だ。なむなむ喋って見ているが、こういう疑問に答えてくれない。

疑問はともかく、こんな感じで、プロジェクターはねこにヒットした。

もし、猫と暮らしている方で、多少画面にパンチくらっても構わない方がいたら、猫に色々な風景を見せてみると面白いかもしれない。

もしかしたらあなたの猫の意外が好みが見つかるかも。

最後に

以上が今のねこの紹介と様子です。

これまでmastdonで断片的に書いてきたねこの様子でしたが、一度ここらでまとめるのも飼い主として思い出になるかなと思い書いたらすっごい長くなってしまいました。

最後まで読んでくださった方がいたらありがとうございます。あなたのクリスマスと来年に愛と幸せがありますように。

ねこへ、毎日愛をありがとう。クリスマスはご馳走にしような。

最後に、ここまで読んでくださった気合に敬意を込めて、この記事に使わなかった変な写真をどうぞ。

最後の3枚はあくびシリーズです。

では、メリークリスマス!