今、とても気に入って読んでいる本がある。「自分を変える」っていうのがテーマの自己啓発本なんだけど、そこに「ひとりごとは大事」っていう内容があって、とてつもなく嬉しくなっている。
私は昔から、というのか物心ついた時からひとりごとがとても多い。誰かといる時はそうでもないのだけど、1人になると途端に口から出てしまう。正直言うと、誰かと話すよりもひとりごとを言いながら自分と対話している方が楽しかったりする。お風呂の中ではずっと自分と話しているし、通勤の自転車でもそうだし、時にはスーパーでもぶつくさ話してしまう。(もちろん周りに誰もいない時だけ!)
自分と対話していると、案外面白い考えとかが出てきたり、いろんな感情をなんとか言葉にすることができたり、自分のことを知るのにとてもいいな、と思っていたのだけど、意外と脳科学的にはそれがいいらしい。
今まではひとりごとが多くてよく注意されることが多かったので、本を読んで本当にホッとした。学生の時のアルバイトでは、残りの時間で終わらせないといけないことを口に出して確認していたら、うっかり先輩に聞かれてしまって、「それは直したほうがいいかも…」と苦笑いで言われた時は、本当に「これは直さないと」と焦ったことを思い出す。
でも、結局直らないまま今に至り、どうしようかと少し頭の片隅に引っかかっていたところ、この本と出会ったので、ひとりごとが多いまま、生きていこうと思います。