彼女と私の、あいまいな

夏子
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ひとつひとつ、消化するように言葉を重ねているように見えた。彼女は取り乱しもしなかったし、涙も見せなかった。それが強がりなのか、本当に気持ちに区切りがついているからなのか、私にはわからなかった。

ただの同僚という以上には、彼女と私はたくさんの話をしている。それでも、友だちと読んでいいのかはわからない。もしもどちらかが職場を離れたときに、私たちは疎遠になってしまうのだろうか。

とても大切な存在だと思っているし、頼ってもいる。

だけど、どこまで踏み込んでいいのかわからない。毎日顔を合わせる、これからも続いていく。それが私を踏みとどまらせているのなら、臆病なことなのかもしれない。

@725_kamo
聞き手と書き手/編集、広報、人事/CoachEd卒業生/YeLLサポーター/2男児の母/カフェで振り返る時間が至福/ハンカチよりタオルより手ぬぐい