◆防災の意識
東日本大震災からもう10年以上経った今でも実は心の内は意識が世間と比べると低いほうです、正直に話すと。長年何度もニュースとかで言われているのにね。能登の件も怯えつつも、どこか遠いように思っていた。
けど意識が変わったのはついこの間、母と一緒に出掛けた時だった。母と人生初めて二人きりで外泊した時、母は自分の想像以上に加齢をしていた(歳のわりにめちゃくちゃ元気なんですけども。Lv13のタワテラ乗せちゃったし…)し、自分もそれなりに加齢しているんだな、って感じた。体力的に。また近年、近しい方とお別れすることが立て続けに続いてて、その時、あー、きちんと色んな事に向き合って考えないとな、と思った。失ってからでは遅い、と思っていながらも、失ってから気づく部分もあり、心苦しいところ。
時間がとれた今日は防災に関して調べた。小一時間だけだけど。
◆書き癖をつける
昨今のデジタル社会において、いつ電波が、充電が、はもちろんのこと、指紋認証、FaceIDも動作する環境下にいられるかどうかわからない。でも、じゃあ急にアナログで書き残しておく?となったら、そんな癖がつきづらい。だから私は手帳をつけることをはじめた。防災グッズは何をかき集めたらいいのかわからず数年経ったけれど、自身の記録を残す、ということは長年続けてきた。
今では自身の手帳に書き込むのがめっちゃ好きなんだけど、手帳に書き込む癖をつけはじめたのは7年前くらいで、所持品として持ち始めたのは4年前くらい前。癖をつけるのに割と年月かかったなぁと自分で思う。で、手帳をおろした際にまず一番真っ先に書く事は「自分の個人情報」と「家族の連絡先」と「電話の3ケタ番号サービス」。マメだね。
また、少しずつ「エンディングノート」も意識しはじめた。いわゆる終活に近いもの。早いって思うかもしれないけれど、自分の記憶がいつ失われるか、自分の手足がいつ不自由になってしまうかもわからない、じゃあ出来るだけ書き残しておこう、というところで時間をかけて記述している。
ただ、単にエンディングノートを探したが内容があまりにも終活向けすぎて(そりゃそう)ちょっと困った。そこに無ければ自分で物を作ってしまうタイプのオタクだが、何を書いたらいいのかわからなかった。そこで、たまたま100均で見つけた「もしもノート」が大変に便利だった。
なんかもう色んな事が書ける。けど、改めて見るとたくさん項目あるな…と気づかされた。いわゆる自分の"感覚"というものを記録できる。100均で出していいのかこれを…と思いつつも時間をかけて書いている。
◆防災は用具をかき集めることだけではないのかもしれない
もちろん用具は必要だけれど、それ以外の事って言うのは意外と気づかないというか。とりとめのない話になってしまったけれど、これを読んだ誰かしらが、書き残す、ということに意識が向いたりしたら、それは嬉しいことだし、ひとつの防災なのかもな、と思いました。という日記。