いつの間にか年の瀬が近付いてきている。
と、毎年思うのだが、連休中はたくさん寝るぞ! という気持ちが先行し(行動も先行し)、特に何もすることなくのんびりしてしまう。なんならクリスマスに対しても、これを書いている時点でケーキの予約はしていない。当日がだめなら直近の土日に買ってしまおう、の精神でいこうと思う。イチゴのショートケーキに対するこだわりはあまりないので、チーズケーキやモンブラン、フルーツタルトあたりが良いなぁ……と想像だけしている。
ケーキ屋に入ると、焼き菓子(スポンジ)の香ばしいにおいよりも先に感じるにおいがある。
何か材料のにおい、というよりは、空間のにおいなのだろうか。“新鮮なにおい”“清潔なにおい”とでも言えるような。冷えた感じの、ほっこりするというよりは背筋が伸びる、ほんの少しだけ甘いあの感じが好きだ。
もしかすると粉砂糖のにおいなのかもしれない。入店した瞬間に「あ、これだ」と思いはするものの、ショーケースに入った商品を選んでいるうちに気に留めなくなってしまう、すっとした香り。
ケーキの他に多くのおかしやアイス、パンを売っているような大きい店舗(チェーン店など)ではあまり感じず、個人経営店で出会える印象が強い。しかし思い出してみると、幼い頃に連れて行ってもらった最寄りの不二家の小さい店舗でも嗅いだことがあるような気がする(最寄りの概念はともかく)。
この、不二家の小さい店舗というのも既になくなってしまった。メルヘンなくまの顔を模したケーキを買ってもらった記憶があるが、今もこれは売っているのだろうか……と思い検索したところ、現役のようだったのでURLを貼っておきます。
https://www.fujiya-peko.co.jp/cake/item/00300.html
材料費の高騰もあり、クリスマスケーキはよりお高くなっているのだろうか。だとしても、あの香りに会いに、今年もケーキ屋さんへ行くつもりだ。