ごひいきのバンド

ハチナナ企画
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公開:2026/2/5

 大好きなバンド、ポルノグラフィティがまた(また)アニメの主題歌を歌っている。和風ロックといった印象で格好いいだけでなく、アニメの内容も自分の出身地とやや関係するものなので、見てみようと思っている。1話以降は撮り溜めしているので、このままだとちょっとまずい。見なくなりそう。

 これがアニメの公式サイト。

TVアニメ&漫画『火喰鳥』公式サイト

 原作は、今村翔吾作「羽州ぼろ鳶組シリーズ」の同名小説である。NHKのラジオドラマ番組「青春アドベンチャー」でも取り上げられていた。しかしいずれも中途半端に手を出したままだ。せめて、アニメから完走したいところ。

 さて、バンドの話を書こうと思ったのは、この話題を取り上げたかったからではなく。時間をさかのぼり2025年末のことではあるのだが、「FNC KINGDOM」という合同ライブ(この言い方が合っているのかはともかく)へ行ってきたことを、書きたかった。

 韓国の、同じ芸能事務所に所属するバンドやアイドルグループ、俳優が一堂に会すお祭り的なコンサートである。2年ほど前から応援しているボーイズグループも出演する、ということで、えいやっと一人で申し込んでみた。いや、これまでの人生で行ったことがあるライブは全部ソロ活だけども…。

 夕方から始まり、真ん中に休憩を挟んだ以外はぶっ続けでステージがある、それなりにハードなお祭りだった。だが、ライブという場ではぷちょへんざで飛んだりはねたりコールしたりしたい私は、ものすごく充実した時間を過ごすことができた。正直、当日までに出演者全員の名前を覚えることはおろか、全グループの曲も最新曲を抑えられたかどうかといった状態であったし、グループによってはほぼほぼ初めて聴く曲もあった。それでも満足だったのである。音響も良かった。低音がしっかり聞こえ、マイクがバリバリ鳴ることもない。感謝である。

 そして、前述の通りアイドルグループも複数組出演しているのだが、会場のノリが(少なくとも私の周りは)バンド寄りだったことも、居心地がよいと思えた理由の一つかもしれない。ベテランのグループからデビューしたてのグループまで、チームの年齢層が広いからなのかは分からないが、ファンの年齢層も想像していたよりずっと広く、これもまた“楽しかった”の理由だろう。

 言語が違っていても、最高なバンドサウンドで会場が一つになるのは同じである。きっと。あまり知らなかったが生演奏に感動し、帰宅後次々に動画サイトの公式MVを視聴したチームがいくつもある。聴く音楽の幅を広げてもらい、感謝である。

 この「KINGDOM」は毎年行われており、インターネットを泳げばファンの方が書いた過去のレポもある。そういったものを通して知ってはいたのだが、噂に違わぬ「コラボステージ」が今回も用意されていた。バンドグループの楽器担当が歌い、アイドルグループのボーカル担当がギターを弾くといった、文字通りここでしか聴けないようなコラボである。

 私が応援しているチーム、「P1Harmony」のメンバーもコラボステージに出ていたのだが、その一つで歌われたのが「灰と青」だった。

 え! イントロで分かる! 知ってる! 私も好きな曲だ! あなたに似合う曲だね! ありがとう! 本当に!

 人間、驚くと本当に喉の奥からヒョエッと音が出るものである。

 日本語という非母語の言語であっても、丁寧に、真摯に、真っすぐな目で歌ってくれたことに感謝である。

 もちろん、チームのステージも非常に楽しませてもらった。ライブ定番の曲や日本初披露の曲、私が個人的に大好きな曲。楽しすぎてかえって記憶が薄い。直近のタイトル曲の衣装だったな……曲数はもっとあっても良かったな……。締めの全員集合タイムのときの彼らの姿の方が思い出せる、というありさまである。

 ちょっとズレたところで衝撃的だったのは、彼ら(アイドルたち)のなめらかなダンスである。動画サイトで見るダンスがたいていヌルヌルしているのは、そういうカメラの補正なのだろうかと思っていたが、違った。彼らは実際、滑るように踊っているのである。実際に目で見ないと分からないものは世の中に沢山あるが、アイドルのダンスもそうだとは思わなかった。

 もう一つ驚いたのは、通訳(私は心の中で天の声と呼んでいる)がなかったことである。カンペが用意されており、日本出身メンバーや日本語が堪能なメンバーがいるとはいえ。客席とのリアルタイムなやり取りを大切にしてくれているのだろうか、と思うと、これまた感謝なのである。ファンを置いてきぼりにしない良い意味での内輪感、ほっこりした雰囲気を感じたのは私だけだろうか。

 今年もまた行くかどうかはまだ分からないが、確実に言えるのは、良いオタ活には体力が要るということだ。ぷちょへんざで飛んだりはねたりコールしたりするには、まず健康体でいることが必要である。

 ということで、寒いからとさぼり気味になっていたストレッチおよびピラティスを再開しようと思っている。

 続けられるといいなぁ。