Fileのハッシュを比較するようなプログラムを書いた際に、ファイルが光学ドライブにある場合には、マルチスレッド対応をするとかえって利便性が悪くなった。
処理自体は非同期に行われて、ファイルIOに重大なボトルネックがある今回のような条件下で利用しなければ間違いなく処理速度が上がる。ボトルネックが存在する場合には、多少処理は早いかもしれないがプロセスを占有してしまい、ほかの作業が一切できなくなるためかえって利便性が下がるということになってしまう。
考えてみれば、「そりゃそうだ」なんだけども、CPUのコア数が増え、マルチスレッドが当たり前のこの時代にも、シングルスレッドで処理するほうが良いようなものを見ると新たな学びがある。