どうも。
ちょっとした小説が終わったんで5章の感想と5章で出てきた伏線その他の事についてつらつら書いてみようと思います。……まあ今のところまだカードは全部出し切ってない状態故に、半分以上予想位にしかならんのですが。
1.まずは感想
何度か5章の動画見返してるんですが、楽しかったです。歌のパートは完全に蛇足(と言っては失礼)だけど、あれが無ければシナリオ的に2時間は越えてなかっただろうから、まあ余剰分として入れるにはちょうどいい部分でもありましたし、導入としても申し分なかったと思います。
クロノグラムが割れちゃって過去に戻れないからクロノグラムを精製しよう、そのためには星霊祭やって供物を得よう、と、ちゃんと筋は通ってる話の展開なので淀んだりすることなく目的に向かって突き進んでいる点はブレてなくてよかった。
ミルレーネさんとララフォルテちゃんは今後も出てくるんだろうか。俺としてはララフォルテは推し(と言えるほどじゃないが三人のうち選ぶなら、という意味で)に入るんで、今後も活躍してもらいたい。……無理かな(笑)
ミルレーネさんも一見全く無縁そうな所に立ち位置してるのに意外性を持たせてよかったなと。ただ彼女の師匠の三等神官(だっけ?)は一切出てこなかったの、まあ出す理由がなかったんだろうな。蛇足がさらに蛇足になるだろうから。
エーリンゼメイド服は可愛かったですね。彼女はちゃんと過去で生きようと決意する所とか、サブクエとか。ひたむきに自分のやれることを考えようとして行動してる点は共感を得やすい。ただ単に神様としての身に甘んじてない所も。
最後の追いかけっこは賛否ありますが、アレはたぶん海神窟のあの前でシャルロッテちゃんの首を持って帰ってそのままあそこからトンズラ(?)こくつもりでいたから、ああいう展開になったんだろうな。と。月隠しの幽谷の地形を見てもその可能性が高い。よくできてるな、と思いました。無駄とか長いとか言われてますが、あれはちゃんとあの場所に誘導しようと考えたうえでの追いかけっこだったのだろう。と。
まあ長いと言えば長かったですし、二度も戦うんでめんどくせーとは思いましたが。
あとこれは完全に俺の私見ですが、カーヴェインはまだまだ幼いんだろうな、と。感情が先に突っ走って敵を逃がしてしまう所が多すぎる。英雄の資質としては申し分ないと言われてましたが、感情を押し殺して黙って突き刺しておけばそれで終わったものを(まあそれじゃ話が続かんですが)。
とまあ、そんなところが感想ですね。相変わらず伏線張ったまま続くのはいやあ大したものです。6章も楽しみにしてます。
↓↓ここから下は5章ネタバレが入るんで終わってない方はUターン!↓↓
2.伏線その他謎について(多分に妄想と予測有)
・シャルロットちゃんについて
今回シャルロットちゃんの出生が明かされましたが、それでも腑に落ちない点がある。それが、現時点でカーヴェインと同じペンダントを持ってる(しかも彼女の方が古い)という点ですねー
彼女は両親から過去へと飛ばされた→ペンダントはその時使ったものだった(とプレイヤーが言う)。その時親が託したペンダントがカーヴェインの持つそれと同じ、って時点で、大半のプレイヤーがあれ? てことはシャルロットはカーヴェインと誰かの子供? と思うんですがそれもおかしい。それは次に出てくるカーヴェインのお母さんアデライードさんの話に繋がってくるのだけど。
ただ、仮にもしカーヴェインがシャルロットのお父さん説が出てくるなら、多分お母さんはアインレインが一番説明的にすんなり来る。それが5章中盤で出てくるアインレインのへたくそな歌を聞いたときに涙を流す彼女の姿。
「とても懐かしくて、胸が苦しくなって」と言いながらシャルロットは泣いていた。あれは歌を聞いて涙を流したのか、はたまた、アインレインの歌う声に心が共感したのか……それによって理由は大きく異なるが、その後フェステが歌った時には何も示さなかった点からして、恐らくアインレインの声に何かあったのかもしれない。
そうなると懐かしい、という点は自分の母親に子守唄を聞かされてた時の事を思い出した可能性が高い‥? と思うがこれも謎が残る。仮にアインレインが母親だったとしても1000年後の未来まで生きてるのか? という。
ただ、もしここでアインレインもバファリア神族でしたー、ってなったらああ、それなら納得がいくね! ……とはなるだろうか。むしろ「この世界バファリア神族多くね?!」ってなるな。うん。
さて、シャルロットちゃんの出生とその先の展開をユーゴがバラしたことで今後シャルロットちゃんは未来に戻るのだろうか。俺が言える事としたら、ユーゴが何も言わなければ多分シャルロットちゃんは未来に戻らず、生存戦線などというレジスタンスを結成しなくて済んだのでは? と思う。
そしてもう一つ。そんな立派な立場になるであろうシャルロットを、何故メルロウフは見向きもしなかったのか。人間と神族をまとめ上げてレジスタンスとなって戦う彼女を、メルロウフが無視するとはどうにも思えないのだが……。
・カーヴェインとアデライードについて
カー君(略す)はアデライードの息子で、今回これまたイマジンシードの影響で彼女の経緯が一部垣間見ることができた。回想シーンみたいに流れた一部の画像にユーゴと戦ってるところが見えたから、あの直後クロノリープしたのだろう‥と思う。
その後現世で誰かと出会って子を成した。それから数年後? か知らんがカーヴェインが新大陸で誰かから逃げていた、自分はこの地を覚えている、と言い出す。逃げていた相手は誰だろうか?
自分の予想では恐らくバシュラールから逃げていたと予想している。その時何があったのか知らんが父親の消息は全く明かされてない為、バシュラール率いるゾルキシアによって殺されたと思うのが筋かもしれない。
その後、カーヴェインは師匠と呼ぶメルロウフと出会い、彼に英雄として訓練を受けた。アデライードの名前は3章終了時のサブクエストでも出てきたから、恐らくカー君のオカンが誰かは知ってるのだろうし、その存在を知ったうえでメルロウフはカー君に手を貸したのだろうが。
また、カー君のオカンはシャルロットの側近、とユーゴが明かしてる時点で、カー君シャルロットの父親説は難しいのではと思っている。
ユーゴとアデライードが戦った余波で、二人は現世にクロノリープ。飛んだ年代はシャルロットが未来から送られるよりも4年も前だった、という時点で、
4年前:未来での戦闘でユーゴとオカンがクロノリープで過去に飛ばされる
(そこから10年間、ユーゴは傷を癒すため一回休み)
?年前:オカンがオトンと出会って結ばれてカー君が生まれる
4年後:シャルロットが飛ばされてくる(この時シャルロットは何歳か不明)
?年後:カー君が両親と新大陸で誰かから逃げる(恐らくバシュラール)
6年後:シャルロット10~歳?? ユーゴが行動を再開。
6年後以降:来者が襲来。エーリンゼとティリス、ヴォルディゲンも襲来する。
となってる時点で、カー君がどうにも誰かと子を成してその子がシャルロットで、過去に送るというビジョンが一切見えてこない。じゃああのペンダントは何かって言われると全くわからん。同じものが現世で二つ存在しているせいでタイム・パラドックスが発生しているといった方がいいかもしれない。シャルロットの親が子に託した時点で、その存在に歪が生じる。謎は深まるばかりだなぁ。
・フェステの歌
アインレインが歌った時、アバリティアシェル状態のティリスが涙を流していた(シャルロットちゃんは前述)。そして、そのあと歌に影響が? と思ってフェステが歌うも、無反応の二人。
ここで思い出してほしいのは二章終盤でフェステが歌った際に苦しんだヴォルディゲンの事だ。シャルロットもティリスも無反応だった今回と違って、竜族の王は明らかにもがき苦しんでいた。……てことはつまり、フェステは竜族に何らかの影響が起こせる奴であって、人間側(親族側)には何も落とさないというのが見て取れるのか……もしれない。最も、フェステもあの歌を気付いたら覚えていた、といったところからして、もしかしたらフェステは記憶を失う前、誰かを“食った”事で記憶を覚えてるのかもしれないね。なんて。
どのみち、彼女は竜族側に位置する可能性は高い。そのうち来者が裏切られるかもしれない??
・ユーゴさん
獣の使徒、という立場からして第三勢力が出ましたね。いつか別の勢力が出るんじゃないかと思ってた俺の予想が当たりました(笑)。
アリシアの嘆き、という言葉は何でしょうかね。そもそもアリシアって誰でしょう。どう見ても名前だと思うんですけど、それが誰なのかいまだに出てきてない。惑星の獣ってのがどういう奴かもわかってないが、
↑↑強い勢力↑↑
・惑星の獣(配下に獣の使徒(何人いるか不明))
・竜族(竜王並びにアバリティア)/バファリア神族(ゾルキシア)
(超えられない壁)
・人間、亜人(森の民?)
↓↓弱い勢力↓↓
:ここに入らない側の人:メルロウフ(放浪者)、来者(人間なのか神族なのか未だ不明)
って感じなんですけど、どうでしょうかねえ。
最後に言ってた「現身を通じてわが身を食らえ」というのは、現身=シェルという意味だとシャルロットが言ったおかげでわかりました。
つまりシェルを食う事で獣を目覚めさせようとしてるんでしょうね。この時点でヴォルディゲンは先を越されてしまったんで、次は恐らくヴォル様も出てくるんでしょう。
また、シェルにはカー君のオカンも入ってることがここで判明しました。だからちょっと前にユーゴが「今のシェルは異物を取り込んだことで活性化」していると言ってた訳です。異物とは恐らく、ティリスの事。カー君のオカンはもう体の原型もないほど取り込まれてるんでしょうな。
そうなるとちょっと前の話で、カー君がオカンをバシュラールに連れていかれてるシーンにも納得がいく。つまりオカンはとっくの昔にシェルとして取り込まれてしまっていた。そしてシェルの安定化のため、次にエーリンゼを入れようとしたら異物と呼ばれるティリスが入ってしまった。
そしてユーゴがシェルに取り込まれ(嘆きで飛ぶ時のシーンはまさにヴォル様がアバリティアを食った時と同じエフェクト)、その影響で飛んで行った……となれば納得がいく。つまり今のシェルにはオカンとティリスとユーゴが融合してる状態ですね。洒落じゃないですが。
ユーゴは恐らく知っていたんでしょうな。オカンがどうなったかを。あんな最期を~と台詞を吐いてたし。
ただ、本当にシェルの中にオカンが入っているかはまだ不明点が多いけど。もしかしたらバシュラールに連れていかれる前過疎の後か知らんが、イマジンシードとして自分の意志は遺してたりしたのかもしれないね。
・メルロウフ君
多分中立の立場を取ってるすんごい力の持ち主、って立場なんだろうけど、最後のシーンは何なんでしょうかね、あれ。
目的のためならば手段を問わないみたいな事をしちゃってるし、カー君と来者だけ何をしようとしてたのかが気になりますが、彼はキーキャラクエストでも言ってたけど勇者を探して育ててるみたいなことをしてるから、恐らくカー君に何かしらの力を与えようとしていた? と思うなあ。
ただ、ここで言ってた「希望の落とし子をここで使うのはもったいない~」という点。
来者キャラは元々星の未来を救うためにどっかから来たのだから、恐らくメルロウフにとって、今は相当ヤバい状況だというのがわかる。メルロウフは来者の素性を知ってるみたいだし。
となると今は大ピンチ→英雄の素質カーヴェインと来者を何かしらさせてその力で獣を目覚めさせないようにする……という展開を試みようとしたらアデライードのイマジンシードによって阻まれた? と思われる。カー君のオカンはどんだけすごい人なんだか。
総評的には、5Chで言われてたようなカーヴェイン主人公な流れはまあまああったけど、それほどひどい話でもなかったかな。まあどのみちプレイヤーキャラってのはネトゲのストーリーではどうしても外野的存在になりがちだからしょうがないけど。
6章も楽しみにしてます。今回も伏線バリバリ増やしてくれたけど全部回収してくれますように。
お疲れさまでした。