240129_人の家とか

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人の家に行くのが好き。距離感がすごく近いほうではないと思うから、友達の家に行く機会さえそんなに無いけど、自分の知らない環境を知るのがすごく楽しい。友達の生活環境を知りたいというよりは「未知の生活」を知りたい。「赤の他人生活ツアー」とかがあるなら行きたいかも。でもまったく知らない赤の他人となるとどうでもよくなるのかな。わかんない。わたしの知ってる友達が暮らしてる町・家というのがいいのかもしれない。

「自分の知らない環境を知るのが楽しい」って書いてて、それって今計画してる海外旅行もそうじゃんと思う。海外となるととたんに不安が勝るのはなんなんだろう。英語が喋れたらいいのか?海外という異文化に対する漠然とした不安?このあたりをもっとちゃんと考えたいな。

そんな小難しい話は置いといて、初めてお邪魔した友達の家は楽しかった。お互いインテリア好きというのもあって、このライトどこのとか、こたついいねとか、いろいろ訊いた。いろんな間取りがあるんだなあ。友達は衛生の観点でタオルを使わずティッシュを使う派だった。いろんな生活があるなあ。わたしは病気にならなくて他人に何か思われないならいっかと思う派なのでタオルの衛生面をあんまり気にしたことがない。でも自分なりの生活の細かなルールはあるから、このドアは閉めていいのか、ここの電気は点けるのかとかいちいち訊いてしまう。訊くのもうざいかなと思うけど訊かないのも不安になる。郷に入っては郷に従えっていうし。

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倉俣史郎の展示を見に世田谷美術館に行った(会期はもう終わってます)。

引き出しに全体的にぞくぞくした。難しいことはわかんないけど、「ウヒョー!好き!!」を摂取するのは大事だと思いたい。

あと「においは過去」みたいなニュアンスの記事があった気がする。興味深かった。ぺかぺか光る椅子、かわいかった(光ってるとこは見れてない)。

世田谷美術館は何度か行ってるけど、入っていちばん最初の展示室、いいですよね。コロナ禍でなんにも展示のない時に行ったのが初めてだったと思う。