「〜してはる」っていう方言に昔から憧れがある。地元は一応ギリ関西圏だけど「〜してはる」は言わない。でもほぼその代わりの方言あるなって帰省で思い出した。「〜してござる」って親以上の世代はけっこう言う。さすがに同年代では聞かない。方言だからなんも違和感なく聞いてたけど「ござるてww武士かよwww」になるのはわかる。ござるは「行く」とか「来る」とかの意味もあるから、「〜さんがござったわ」とか言う。調べてみたらけっこう局地的な方言だった。どうでもいいけど回転焼きとか今川焼きのことはわたしはずっと御座候(ござそうろう)って呼んでる(御座候は店名・商品名)。御座候のお店は新宿とか池袋とか大宮とかにもあるよ。おいしいよ。
「おだつ」も最近思い出した方言で、こっちはわたしらの年代でもまあまあ使う。いやそうでもないかも…そもそも使う場面があんまりない…?「はっちゃける」「調子に乗る」「ふざける」とかの意味。「ねこがおだっとって寝れやんだわ」(ねこがはしゃいでいたので眠れなかった)とかなんとかお母さんが言ってて思い出した。普通はあんまりいい場面で使われないイメージだな。「おだつなや」とか怒られる時によく聞く。ふざけて何かしでかした時に「おだっとんでやわ」とか。調べたらこれはいろんな地域で使われてるんだな。でも北海道・仙台・関西とか出てくる。ずいぶん離れたところで同じ方言が使われてるんだな〜おもしろいな〜
もう慣れたけど、東京に来てからしばらくは子どもが標準語を使ってるの聞くとめちゃくちゃ違和感があった。どうやってからかい合うんだ?とも思った。標準語って言葉はよくないっていう話もあるけど、そっくりそのまま代替可能な言葉はまだないような気がする。
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実家のねこのかわいいとこ
お母さんのことが大好きでどこに行くにもついていくとこ
お母さんがソファで横になってると首で寝るとこ
ジャンプがド下手なとこ
ジャンプが下手すぎて跳ぶ前に困ったように「うにゃ〜ん」って鳴くとこ
布団から顔出して寝るとこ
深夜にテンション上がってはしゃぐから、お母さんに部屋から締め出されるとこ
開けてもらえるのをドアの前で待つとこ
諦めてお父さんのところに行くけどしばらくすると「やっぱ違う」と戻っていくとこ
扱いが下手なわたしにさえ難なく抱っこさせてくれるとこ
わたしにでさえ床からのジャンピング抱っこしてくるとこ