2024年7月に読んだ本

2024年7月に読んだ本は18冊。

  • 小和田哲男『山内一豊 負け組からの立身出世学』(PHP新書)

  • 河合敦『徳川家康と9つの危機』(PHP新書)

  • スティーヴンスン『新アラビア夜話』(光文社古典新訳文庫)

  • スティーヴンスン『臨海楼綺譚 新アラビア夜話 第二部』(光文社古典新訳文庫)

  • 松田美佐『うわさとは何か ネットで変容する「最も古いメディア」』(中公新書)

  • 指昭博『キリスト教と死 最後の審判から無名戦士の墓まで』(中公新書)

  • バーナード・ショー『ピグマリオン』(光文社古典新訳文庫)

  • キプリング『プークが丘の妖精パック』(光文社古典新訳文庫)

  • 瀧口美香『カラー版 キリスト教美術史 東方正教会とカトリックの二大潮流』(中公新書)

  • 村田晃嗣『大統領とハリウッド アメリカ政治と映画の百年』(中公新書)

  • ヴォルテール『カンディード』(光文社古典新訳文庫)

  • モーパッサン『脂肪の塊/ロンドリ姉妹 モーパッサン傑作選』(光文社古典新訳文庫)

  • 貴志俊彦『帝国日本のプロパガンダ 「戦争熱」を煽った宣伝と報道』(中公新書)

  • 宮本直美『ミュージカルの歴史 なぜ突然歌いだすのか』(中公新書)

  • アーサー・コナン・ドイル『失われた世界』(光文社古典新訳文庫)

  • オブライエン『不思議屋/ダイヤモンドのレンズ』(光文社古典新訳文庫)

  • 高橋和巳『子は親を救うために「心の病」になる』(ちくま文庫)

  • 喜多伽也子, 蟹江杏『夜ごと消えるお姫さま』(アスラン書房)

Kindle Unlimitedの読み放題本を読みつつ、目を休める意味で紙の本も読んでいく。パッと見て目を引くタイトルを適当に選んだ感じ。

新書の中では『大統領とハリウッド』『ミュージカルの歴史』が特におもしろかった。『キリスト教と死』は少し期待外れかな。このタイトルから近世イングランド中心の内容は想像しにくい。中世の暮らしについても、「うーん……?」となる記述があってすっきりしなかった。

小説は古典ばかり。『ピグマリオン』は映画の『マイ・フェア・レディ』よりも好みで、終盤のイライザの言動は痛快だった。モーパッサンはうちの母の好きな『女の一生』くらいしか知らなかったが、今回読んだ短篇集がなかなかおもしろくて好みだった。なんでも、実際に読んでみなければわからないものだ。


買った本をなかなか読めていない。ひょっとしてこれは、「本を積んでいる」状態なのだろうか。借りた本は基本的にすぐ読むんだけど、買った本はこれでいつでも読めるという安心感がはたらくためか、つい後回しにしてしまう。よくない傾向なので、今月は買ってまだ目を通していない本を優先して読んでいくことにする。

@9ris10f
自分のこと、日常のこと、家族の介護のことなどを書きます。