先週の日曜は案の定深夜に帰宅したため日記に記せなかったのだが、昼の12時から夜の19時までをカラオケで過ごしそのあとダーツバーで深夜の12時半まで過ごすというある意味贅沢な日曜を過ごした。カラオケもダーツバーも会社の先輩と同期とわたしの3人で行ったのだが、カラオケはともかくとしてそのあとのダーツバーでの記憶はよく残っている。端的に言ってしまうとダーツはほとんどせず同期の悩み相談をわたしが受ける、というような感じだったのだが、話を聞きながら、その、大変なことって人それぞれで本当にたくさんある……。と思わされた。恋愛、人生、健康、仕事、未来、そのどれもままならない。わたしの意見がすべてというわけでなくいち意見として受け止めてほしい、という形でこうなんじゃないか? こう考えた方が良い方向に行くんじゃないか? などとアドバイスを交えて話していたら、やけに感動したようすの同期から「なんか教祖とかになった方がいいよ」などと言われて困惑する。教祖の才能を指摘されることなんてあんまりない。今現在、絶賛転職先を探してはいるので、冗談交じりに検討しておく、と言った。
シャワーを浴びて就寝してしまう前に、更新されたジャンプ+を読む。週刊少年ジャンプとはつくづくすさまじい雑誌だ。なんてったって、楽しみにしている作品がほとんど毎週掲載される。一週間に一回、楽しみがあるというのは生きてゆく上で大きなよすがになってくれる。ありがたい。
特にわたしが楽しみにしているのはサカモトデイズだ。今、推しの一人である南雲が敵組織の楽というとても強いキャラクターと戦っているので正直毎週気が気じゃない。指とか脚とかこう……持っていかれたらしばらく引きずる……。引きずるし、たぶんそれをテーマにした創作意欲があふれておかしくなってしまう……。と思っているので、ドキドキしながら読むのだ。とはいえわたしは欠損そのものに魅力を感じるわけでなく、在ったものが失われる過程とその後の変化について想いを馳せてしまうたちだ。今週の南雲、滅茶苦茶に格好良くてよかったな……。としみじみ思いながら眠りについた。
キーマカレーを作った。わたしはなんにでも目玉焼きを乗せたがるので、当然キーマカレーにも乗せる。
これはきしめんでビャンビャン麵を作ったもの。右のお皿はささみにネギ塩だれをかけたものだ。長ネギは粉々にしよくそれでネギ塩だれを作ってお肉に垂らす。とてもおいしい。(ささみを焼いた際に使った料理酒の賞味期限が去年の5月であることに気づいて戦慄する。別にお腹とか壊してないし……まあ、大丈夫か……?)
給料日だった。早く転職しようとそればかり考える。
Youtubeショートをめぐっていたら「晩餐歌」という曲に出逢った。これがものすごくいい曲で、ハマってしまった。特にサビの盛り上がりが好みに刺さる。Aメロなどのメロディの音が低いのも好きだ。音楽的な意味でも好きだし、声があまり高くない人間としてはカラオケで歌いやすくて大変助かる。個人的に、低い音のメロディはアレンジや自分なりのニュアンスを取り入れられるのでその点を踏まえてもすごくいい。あんまりに曲が良かったのでそのままお風呂場でしばらく練習してみたりなどした。然し、サビの「何十回の夜を過ごしたって得られぬような 愛してるを並べてみて」の愛“し”の音がなめらかに出なくて難航する。hiF(F5)かぁ~~~……。と苦戦する。こういう時、ボイトレに通いたくなるものだ。去年一度検討したのだが、金額的な面で断念したことを思い出す。わたしは趣味は趣味で突き詰めて技術を上げれば自分にとって最高に楽しいものになるだろうと考えている人間なので、歌だって上手くなりたい気持ちがある。練習して、好きな歌を上手く歌えるようになりたい。なんとこの歌の作詞作曲をされた方は現在中学3年生らしく、その才能と言葉選びの巧みさには感嘆させられた。いい曲が生まれる世界であり続けてほしい、と祈る。
ハズビン・ホテルをAmazonプライムで見る。めちゃくちゃにハマり、思考回路と生活がハズビン・ホテルに囚われている。元々幼少期にパワパフガールズを見、ハッピーツリーフレンズでグロを眺め続け、パンストで教育された人間なのでそりゃあまあ、刺さった。何かしらの作品にハマり創作意欲を刺激されると食然り睡眠が疎かになるのだが、なるべく最低限の生活は保ちつつ創作に身を賭していきたい。推しはアラスター。ハスクとエンジェルのことばかり考えるせいでPOISONとLoser,Babyがずっと頭に流れている。
循環器内科に行く。チョコレート嚢胞を摘出してからというものの、自分の体の不調に敏感になり不安から動悸や息苦しさを感じることが多かったからだ。白衣血圧が出たりしてハラハラしたものの検査の結果心電図にて生理的に発生することもあるらしい不整脈を指摘されるも、血液検査とレントゲンは異常なしだった。おそらく心臓神経症だと思われるけれども異常がないことを確かめて不安からの動悸が治るようにしましょう、とのことで心エコーとホルター心電図の予約をして帰宅する。(早めに予約を取って欲しいと先生から言われてまして……との看護師さんの言葉に怯えたが、本当に危ない状態であれば当日に急遽検査されるだろうと思い自分を励ます。)
病院の後に会社の先輩・同期・後輩らと20人程度集まって体育館で遊んだ。バレーをするたび手首に内出血が出る人間なのだが、今回も案の定であった。バレーをする人の手首の強度って一体どうなってるんだ……? と思わされる。レシーブするたび腕が吹き飛びそうだし、サーブは3回やったらもう痛くなる。バレー部だったらしい同期のレシーブを見ながら、すごいなあ……と思う。バトミントンに関しては元々硬式テニスをやっていたこともあり得意なのだが、如何せん2年前に属していた社会人サークルのバトミントン活動にてシャトルを追いかけて受け身も取らず後ろに転げた結果体育館中に響く勢いで後頭部を打ち救急車に運ばれCTを撮る羽目になったので、その点だけ気を付けてプレイした。楽しかった。昔に比べてやっぱり体力がなくなっているなあと感じても、体を動かすのは楽しい。
体育館で遊んだ後に中華料理屋に行く。後輩の頼んだプーアール茶が運ばれてきた時、たくさんお皿を持っていた店員さんが誤ってわたしの上着にプーアール茶を注ぎ続けてしまったが、安物だし黒色だし大丈夫です〜あっなんならいい匂いもするなぁ〜などと励ましには呑気すぎることを言っていたらその場がまるく収まったのでよかった。料理はどれも美味しかった。フカヒレスープと知らずに飲んだスープのエノキが美味しいな~と思っていたらそれがフカヒレだった。笑いすぎたり喋りすぎたりして喉が枯れた。
そのとき、同じテーブルに座っていた同期からわたしの一次創作短編集「それでもこれを愛と称ぶ」を読んだとのことでその……熱烈な感想をもらった。めちゃくちゃ面白かった! あの話がよくて……などと伝えられながら、ああ、嬉しいなあとしみじみ思ったものだった。直接言葉にされて目の前で何分も何十分も自分の作品について語ってもらえる機会なんてそうない。ここはこう感じた、あの話は結構こう思ったんだけど実際は? など質問を受けながら、ジャスミン茶を飲んだ。一生この時間が続いたらいいのにな、とさえ思った。
ご飯を食べた後の二次会はダーツやらカラオケやらボドゲができる楽しいバーに皆で行き、そして、そこでとても有難い体験をさせてもらった。同期にせがまれわたしは和田光司さんのButterfly(アニメ・デジモンのオープニング)を歌わせてもらったのだが、なんと会社の皆だけでなくそれぞれのご友人らと飲んだり遊んだりしていたバーにいる見知らぬお客さんたち皆がわたしの歌に合わせて手拍子をしてくれ、サビの盛り上がりを一緒に歌ってくれたのだ。た、楽しかった〜! 曲が終わった後は勿体無い言葉もいただけて嬉し恥ずかしだった。その時は中華料理店の時点で喉が枯れており龍角散をオーバードーズしていたので、喉の調子が良くなったらまた来たいな、と思わされたバーだった。良い夜を過ごせた。
翌朝は筋肉痛の痛みで動けない&寝ている時に姿勢を誤り首まで痛めたり薄らとした頭痛に襲われていたため、夜の7時にご飯に行く約束までほとんどベッドで過ごした。洗濯掃除買い物にベッドカバーをコインランドリーに放り込む。また来週から頑張らなくちゃいけない。早く冬が明けないかな、とまだ先にある夏の空を想いながら6時には暮れる夕日を憂鬱な気分で見つめる。