2024年5月3週間目

a_waltz_at3pm
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公開:2024/5/20

今週いっぱいは文フリ用原稿の入稿をしたり、あとは2月にWaveboxでご質問いただいていた「冒頭を書く際に意識していること」「物語を書く際意識していること」について回答するためのnoteの記事をつらつらと書いていた。

返信がだいぶ遅くなってしまったので質問をくださった方の元へ回答を届けられたのかは定かじゃないけれども、内容としてはそれなりにいいものに仕上がったんじゃないかと思う。この記事に関しては作成途中からずっと「この説明で伝わるか」「わかりにくくないか」、小説を書く複数人の知り合いに何度も確認してもらっていたからだ。それから何より、「偉そうじゃないか」「上から目線でないか」のあたりは特に見てもらった。この記事の目的は「わたしはこういう風に書いています」であって、「こういう風に書いた方がいいです」といったものではないので……。

4日ほどかけて8000字程度の記事を書いたわけだけれども、人に伝えるという機会を経て自分の小説の書き方を見直しながらわたしが感じたことと言えば、わたしはあまりにも勘とその場の思い付き頼りで小説を書きすぎているな、ということだった。noteにも書いている通り、わたしは小説の書き方に関するハウトゥ本を読んだことも買ったこともないし、表現辞典なんて1冊も持っていない。知識からつけた力がない。自分の中にある勘もどきと好きな作家の真似事、経験のみで書き続けている。これは自慢でも何でもなく、寧ろ話していて恥ずかしい点だった。もっと勉強しておけばよかった。ロジカルに説明出来たらもっとわかりやすく端的に伝えられた様に思えてならない。

とどのつまりわたしはなにかしらのきっかけで小説を書くことにつまずいた時、頼りにすべきマニュアルがないのである。わたしは自分がいつか致命的なスランプに陥った時のマニュアルを持たず書き続けているようなものなのだ。綱渡りで小説を書いている。それを自覚し、noteの記事を書きながら、どうにかしなければ……。と思っていた。そろそろちゃんと勉強しなければいけないと感じたし、そういう意味でも今回のご質問に答えることができて本当によかったと思う。何より、書いていて楽しかった。

今回の記事は、わたしよりずっともっとちゃんと小説を書いている人はいるだろうけどわたしに質問を投げてくださった方のために「わたしの書き方」について誠心誠意書いたつもりだ。自分が小説を書く時の拘りについても話せた。今回の記事をすこしでもお役立ていただけたら嬉しい。自分の思うがまま書けたなら小説ほどやっていて楽しいこともないのだ、人生に。

スプラトゥーン3の大型アプデ情報が出た。

そしてついに竹の亜種がPVに出てきてくれた。(画像中央あたりにいる笠を被った🦑)うれしい…………!!!!!!! それと同時に、スペシャルがデコイチラシ濃厚でうなだれる。あれだけマルミサにしてくれって言っただろうが!! デコチラで何ができるっていうんだよ、竹に……!!!

4月末のGW始めにとんでもない利敵に遭ってからソフトとアカウントを消していたけれども、アプデが来たならと久々にスプラトゥーン用のアカウントに顔を出したら竹の亜種おめでとうー! と友達からたくさん声をかけてもらえた。アプデ後にはみんなと遊ぶ予定だ。楽しみだなぁ、と思いつつ、デコチラに爆風・塗り強化と竹にヒト速・塗りバグ修正のアプデが入らないと困るな、と口をへの字にしている。それとは別に、今回追加される予定のワイパー亜種の動きが我妻善逸(過去の推し)の霹靂一閃みたいでわくわくしている。早く触りたい。

ハスクのマグカップが届いた。開けた瞬間からかわいくてうれしい。まだ何も入れて飲んでないので、もったいないことをしている。ハスクの使うマグカップだったら紅茶の染みとかついていた方がそれっぽいような気もして、来週くらいからちゃんと使おうと考えている。(お酒は飲めないので紅茶で妥協)

今週のご飯。

鶏ももいためとニラのツナマヨあえとお味噌汁たち。

炒め麺! チーズのやつで程よく辛くて美味しかった。

職場で外作業をしていたらピクニックが始まった。もち米おにぎりに唐揚げ、味玉、肉巻きインゲンにウインナ、それから美味しいお漬物をいただいた。すごく美味しかった。

文学フリマ東京38に参加した。かれこれ、もうサークル側での参加も3回目になる文学フリマである。12月からは東京ビッグサイトでの開催になるらしいし、東京流通センターでの文学フリマもこれが最後になるのかもしれない、と思いながら今回もキャリーケースを引きずってサークル入場した。

参加した感想としては、やっぱり二次創作のイベントとは違って文学フリマは文学フリマならではの思い出と出会えるなあ、だった。二次創作のイベントは元々わたしのことやわたしの作品について知ってくれている人がスペースにやってきてくれたり本を買ってくれることが多いけれども、文学フリマでわたしの本を買ってくれたりわたしのスペースにやってきてくれる人の多くはわたしの文章やわたしの作品を知らない人ばかりだ。その場の試し読みで、わたしの文章と初めて出会ってくれる。なんというか、二次創作よりずっと一期一会の出会いがおおい。きっとここで試し読みをしてくれなかったら、無配を受け取ってくれなかったら、一生わたしの文章と交わってくれることはないだろう、と思うような。

今回も、わたしの文章と初めて出会ってくれた人がたくさんいた。無配を受け取ってから、本に興味を持って読んでくださった人がいた。試し読みをしてからわたしの本を買ってくださり、去り際に「とても素敵な文体ですね!」と言ってくださった方が居た。17時直前にわたしのスペースの前を通り過ぎかけた女の子が慌てて戻ってきて、「やっぱり1冊ください!」と言ってくれた。四角形本がめずらしかったのか、星成之巫女を手にかわいい本ですね、と言ってくださった方が居た。「前作が面白かったので!」とわたしの本をふたたび手に取ってくれた人もいた。おかげさまで、持ち込んだ既刊「碧海の綴」「それでもこれを愛と称ぶ」は完売し、結果たくさんの人の手に渡すことができてうれしかった。当日弊スペースにお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました! 精進します!

スペースには会社で仲の良い同期や先輩、後輩も来てくれて、うれしはずかしだった。同期にスペースを預けてから斜線堂先生に差し入れを渡しに行ったり、人ごみのすさまじさに気おされながらも、これからももっとこのイベントがにぎやかになっていったらいいのになあとしみじみ思った。文学フリマは本当に、老若男女さまざまな人が参加している。来ている人だって、老若男女たくさんだ。年齢も性別も問わず、いろんな人がいろんなジャンルのものを書いて唯一無二の文学を売っている。それを手に取る人が居る。こんなに素晴らしいイベントもない。参加できる度、また次も参加しようと思うのだ。

ということで、次に東京で開催される12月の文学フリマ東京39にも参加予定です。今のところはchatGPTと同じ題名・同じ要素・同じ書き出してSSを書きあって勝負する「VS chatGPT」本を出そうと考えています。あと、今回の文学フリマで頒布した星成之巫女は通販も開始しています。よろしくお願いします!

文学フリマから帰りながら、釈迦さん主催で開催されたスト6の師弟杯を見ていた。発表されてからずっと楽しみにしていたイベントだ。

日記にも何度か書いているけれども、見る専とはいえわたしもなんだかんだスト6を発売当時から追い続けている。CRカップのようなワイワイ楽しめる大会から、SFL、EVO、CCなどのプロリーグやプロの参加する大会の配信もよく見てきて、すっかりこのゲームのファンだ。当然、今回参加しているストリーマーや配信者のことはみんな知っていたし、この1年スト6をやってきた彼らの配信を追っていたこともあってファンとしてもとても嬉しい大会だった。

師弟はそれぞれキャラごとに色があって関係性が良くて、見ていて楽しい。全窓したいくらいだったけれども、一番推していたささなるジェイミー組の配信にしぼって帰路のあいだずっと大会を眺めていた。スト6は実力が拮抗していればいるほどいい勝負になるので、今回集まった弟子側・ストリーマーたちの戦いも勿論プロ同士の戦いはどれも目が離せなかった。あと一手! がうまく刺さったときの爽快感、遅らせ打撃、差し返し、シミーや絶妙なタイミングでの弾抜け、対空の精度、そっから削り確なのか……!? と疑いたくなるリーサルに高いコンボなど、盛り上がれる場面はいくつもある。それはストリーマー同士の戦いでも生まれるし、プロ同士でも起こる。特に今回なんかは弟子の方が負けてしまったりすると「師匠お願いします!」「おう、任せとけ」のやり取りなんかがあってすごくよかった。1年面倒を見続けた弟子を勝たせようとする師匠の良さ……! 普段おちゃらけていたり何かと発言が強すぎたりする面白おじさん・面白お兄さんプロゲーマーの彼らが、試合になると一気に真剣な面持ちになりアケコンのボタンをぶっ叩いている音しか聞こえなくなるのが、とんでもなく格好良くて震える。プロの試合はすさまじい読みあいが回るので見ている側も息が詰まるし緊張する。だからこそ、観ていてこんなにも楽しい! かずのこVS JR.、ボンちゃんVSなるお、shutoVSハイタニあたりの、一手一手繰り出される都度声が出る緊張感といったら! 今回の大会もすごくよかった。二次会のゲーセン時代のような口プだらけな感じもよかった。(見ている間のガヤのひどさ……)とにかくガイル村、優勝おめでとうございます! 

そんなこんなで5月2回目のイベント参加も無事終わった。ここまで怒涛だった。やっと一息つけるなあとすこしだけ安心する。6月までは小説を書くのを少し休む予定だ。その間は積んでいる小説を読んだり映画をたくさん見たりコミティアに行ったりする。インプットをして、これからに備える。

@a_waltz_at3pm
自我の置き場(1週間日記・本と映画感想記録)