10月2週間目

a_waltz_at3pm
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公開:2024/10/17

職場でのとある一件があってから、どことなくメンタルがきつい日々が続いている。小説があまり書けていないこと、書きたいと思えないことに対する焦りで気分も落ち込んでおり、ぼーっとスプラトゥーンをしては理不尽な武器編成で負けて台パンをする毎日だ。おまけに腱鞘炎っぽい症状が両手首に出てきており、悪い出来事は連続するのだなあと思う。一刻も早く解決できたら、と思うのだけれどそうもいかない。もうすこし、時間がかかる。

今週のご飯。念願だった半円型のお盆が届いてウキウキの写真だ。

ハロウィンフェスが近づいてきていることもあって、スプラトゥーン3にて過去のシリーズに出たハロウィンギアが配布された。スプラトゥーン2でかわいいと評判だったギアだったので手に入れることができてうれしい。

せっかくいろいろと服・靴・帽子等の種類がそろっているゲームなので、キョンシーチックな頭のギアに合わせてマイイカのコーディネートを組んだ。服は中華っぽいものがあったため即決だったのだが、靴を選ぶのが難しかった。パンプスみたいなデザインがあればよかったのだがちょうどいいものがなく……。とはいえこうして見てみると、いい感じにまとまったな~と思う。ほっぺの赤と靴の赤を合わせたのだ。うん、ちゃんとかわいい。わたしはこうやって一度全体の服の組み合わせを決めてから必要なギアパワーをつけていく人間なので、もともと付いていたギアを概ね外してどんなシューターを持っても使えるギアに改良し、絶賛バンカラマッチにこのキョンシーファッションで潜っている。かわいいギアで潜るとなんだか誇らしいし、腹の立つバトルも楽しくなる。

SFLを見る。かじゅのアクスタを手に入れてからアクスタをそばに並べてCRを応援しているのだが、アクスタを買ってからというもののかじゅが負けがちなので、わたしがアクスタを買って応援してるせいか……? とまで思うようになってしまった。このままじゃアクスタをクローゼットの奥に封印することになるので、かじゅにはぜひ勝ってほしい。とはいえ復活したボンちゃんの強さには助けられてばかりだ。「買ったらインタビュー受ける羽目になるからボンちゃんには負けてほしかった」なんて言ってる場合じゃないぞ……!! かじゅ!!!!!

「彼方のアストラ」を読む。前々から名前だけは知っている作品だったのだが、Xのトレンドに上がっていたのを見かけてふと覗いてみるとなんと1日限りで全話無料公開されているとのことだった。せっかくの機会だしとジャンププラスで一話を開き、ふむふむこういう感じの話なんだな……と読み始めたところ、それから、結局2時間ほどかけて一気読みしてしまった。全49話、止まることなく読み進めた。だってあまりにも話がうますぎるしおもしろすぎた……! 「彼方のアストラ」、とにかく話に無駄がない。伏線の張り方、その回収のタイミング、見せ方のすべてが上手くて感嘆してしまった。漫画が上手いというか、面白い話の構成をきちんと組むのがうまい人の話というか……。運よくこの作品のネタバレを踏まなかった人生に感謝である。本当に良いものを読めた。爽やかな読後感がたまらない作品だった。

読み終えた後、SNSで感想を探した。しかし、検索して出てくる言葉は大抵、未読の人はただ何も知らないまま読んでくれ……! といった祈りばかりだった。然し、そう言いたくなる気持ちはとてもわかる。何を言ってもネタバレになるから何も言えない、おすすめですとしか言えない、という既読勢の言葉に心からうなづく。「彼方のアストラ」を読んでしまった身となった今、わたしもかろうじて話せるのはとても面白い作品であるということと好きなキャラの名前くらいで、なぜそのキャラが好きなのかを答えることはとてもむつかしい。何を言ってもネタバレにつながる恐れがあり、そのネタバレを知るだけで作品の面白みがかなり欠けてしまうからだ。つくづく、とんでもない作品だと思わされる。

漫画の無料公開期間は終わってしまったが原作は5巻程度で完結するし、過去にアニメ化もされているそうで、そちらの完成度も良いようなのでまだこの作品に触れたことがない人はぜひ読んでみてほしい。きっと驚く。絶対に面白い。

会社で研修があり、砂埃の中歩く。鼻の中が痒くなったり髪の毛ががしがしになったりと非常に疲れた……。

10月の中旬あたりにSHOKKIの陶芸教室(一人18000円)が浅草で開催されることになり、好きなブランドが主催しているものなのでどうしても参加したい……! とは思いつつ値段のせいで知り合いに軒並み断られていた中、会社の後輩二人がぜひ行きたい! と言ってくれたので一緒に行くことになった。うれしい……。ありがたい……。陶芸教室→ボカロ縛りカラオケ→ラクレットチーズを楽しめるお店に行く という完ぺきなスケジュールを立て、最高の休日を楽しむために今頑張っているところだ。陶芸教室で何を作るかについてはすこしずつ考えていて、今はかわいい恐竜の置物を作りたいな~などと思っている。頭の中にイメージしているものを部屋に置く妄想を広げては、家のふとした場所に置いてあったらかわいいだろうな、ステゴサウルスや首長竜……とにやついている。可愛い柄で、手作り感のあるごつごつとした感じの……そんな置物を作れたら理想的だ。問題はちゃんと粘土を捏ねて時間通りに形にできるのか? というところなのだが……。粘土なんて小学生以来やってないし……。でもまあなんとかなるだろ……。

会社の読書好きな先輩に誘われてランチに行く。前々からご飯に行きたいとお伝えしていた中でのお誘いだったのでうれしい。わたしは年上の人とのご飯が好きだ。というか、基本的に年上の人が好きなのである。

おいしいものを食べながら趣味の合う人と話ができる楽しさと言ったら……。先輩とはお互いに今読んでいる本や最近読んでいる本を勧めあったりしつつ、会社であった話なんかも相談したりした。本だけでなく映画や漫画、ドラマ、普段よく作る料理だとか何でもないことなど、いろいろな話ができて本当に良かった。3時間ほどランチで談笑した後は二人で近くの本屋に行き、あーだこーだ言いながら気になる本を買って帰った。今週もう本買っちゃったのにな~と言いつつお互い本を数冊手にもっている様を前にして、こうして積ん読が増えていくんですよね……とうなづきあう。また近いうちご飯に行きましょうと言いあって、その日は解散した。

そうして2024年に買ってから積んでいる本たちをなんとなく並べてみた。もうそろそろ冊数が二桁になりそうというような感じだが、2024年以前に買って読めていない本もあるし積んでいる本で本棚のひと枠が埋まりそうな勢いだ。然し買わずにいるより積んでいたほうが読む可能性が高くなる(気がする)ので、これからも気になった本は躊躇わずに買って積んでいきたい気持ちでいる。人生はきっともう少しあるので、これらの本を読む時間だっていつかある。読書の秋ともいうわけだし……まあもう冬の気配がしてきていて萎えてるけど……。

@a_waltz_at3pm
自我の置き場(1週間日記・本と映画感想記録)