夏が近づいているなあとしみじみ感じられるくらいに日差しが強い日が多くなった。嬉しいことだ。夏が大好きな夏生まれの人間なので、夏の空の気配が色濃く見えるにつれうきうきする。夏、早く来い。夏の暑さの下に居る時、生きてるなあ、と強く思う。
ジャンプ本誌のヒロアカがとんでもなくて夜中に呻く。お、終わらないで~! 永遠に続いて……でもみんな本当にお疲れさまでした……。そして幼なじみよ、永遠に……。
今週のご飯。
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頑張って働きながらも平日に有給を取って、サモエドカフェ・ポケモンセンター・タワレコのサカモトデイズカフェに行った。
サモエドカフェは駒沢大学駅にある。予約を取って向かった店へ、フォロワーといそいそと入店した。入店して間もなく、巨大な白いもふもふたちに出迎えられ、感動する。サモエドなる命、あまりにもわんぱくで愛おしい……。
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実を言うと、わたしは今まで一度も犬を飼ったことがない。犬と触れ合った経験がほとんどない。むかし大分県に住んでいた祖父母が「まこ」という名前の柴犬♀を飼っていて、その子のことをよく撫でたり散歩に連れて行った記憶はあるもののそれは小学生の頃の話だ。同時期にプレイしていたニンテンドッグスではさんざ犬を飼い、芸を仕込みフリスビーを投げ散歩に行ったものの彼彼女らはデータ上の犬だったし……。つまりなんというか、犬への触れ方が拙いのである。頭を撫でられたらうれしいんですよね? 失礼します……といった感じで走り回るサモエドを触らせてもらっていたものの、そばに居る観光客と思しき海外のお姉さんが玩具を使ってものすごく楽しそうにサモエドらと遊んでいるのを見ると、け、経験値……! と目を見張らずにはいられなかった。わたしとフォロワーはせいぜい、餌を片手にお手をしてもらいながらえらいね~と撫でるのが精一杯だった。それでも十分に楽しかったのでサモエドカフェはいい。写真もいっぱい撮らせてもらったし、人間を構ってくれるサモエドは十全にかわいい。毛だらけになった服を綺麗にし、1時間たっぷりたのしんでから店を出た。
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お昼はサモエドカフェの近くにあったカレー屋さんで済ませた。薬味カレーとイエローカレーが半分ずつ添えられたプレートに目玉焼きをトッピングしたのだが、ものすごくおいしかった。
サカモトデイズのカフェ予約時間まで時間があったので、渋谷のポケモンセンターへ行った。何も適当に時間を潰すために向かったわけじゃない。一時期Xを賑わせた、あの「ポケモンfit」を互いに贈り合おう、という遊びをするために渋谷パルコの6階に足を運んだ。
平日だというのにポケモンセンターはめちゃくちゃにぎわっていた。ほとんどが海外の観光客で、みんなみがわりぬいぐるみを抱いて嬉しそうにしていた。そんな店内でわたしとフォロワーは交代であらかじめ見当をつけていたお互いに似合うポケモンを棚から選び、レジへ向かおうとしたのだが……ポケモンfitがかなり売れまくってしまっており、候補を挙げていたとはいえ選ぶのには苦労したものだった。確かにいち店舗にポケモンfit全種類を並べるのは無理だろうな……と考えつつ、並んでいるポケモンに規則性が見られなかった(単に売れているというのもあるんだろうけど)ので、もしかして店舗ごとに店員さんが好きなポケモンをセレクトして発注していて、店ごとに並んでるポケモンの種類って違うんだろうか……などと想像を膨らませた。だとしたら面白い。この店の推しはダンゴロなのか……とかわかったら楽しい。
店内が混んでいるので、レジまでも時間がかかった。とはいえ店員さんは丁寧に接客をしてくれて、わたしがフォロワーに似合うと思って買ったポケモンをやさしく包んでくれた。ポケモンを好きな人が働いているんだなあとほくほくしつつ、わたしとフォロワーはポケモンセンターの外でお互いにポケモンfitを贈り合った。
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わたしからフォロワーに渡したのはクルマユだった。選んだ理由は、「そういえば最近ポケモン捕まえてさ~」「えーどんな子?」「この子なんだけど……」という会話の流れでぽんとボールからでてきたら「あ~君が捕まえそうな子だわ……」と思えるポケモンかどうかだった。売り場にはいなかったけれども他に居た候補としては、ザングース・コジョンド・マグマラシ・アーケンだった。この子らが軒並みいなかったのでクルマユが選ばれた。ぬいぐるみを手にする姿を見ながらうなづきたくなる。やっぱり彼女にクルマユはよく似合う。見立て通りだった。しっくりくる。
わたしに渡されたポケモンはフカマルだった。選んだ理由を聞くと、「候補の子が一人もいなくて棚を探してたら、この子を連れて『ねえこいつめっちゃ可愛くない!?』って言ってくる姿が目に浮かんだから」とのことだった。なるほどな……と思わされたしたぶんわたしはフカマルを捕まえたら見てこのとてちてした歩き方~! と言っていただろうし、体の八割口で出来てるの愛おし~! このままならなさそうな姿がよくて……とか言っていただろうなと思った。さすが、よくわかっていらっしゃる。他の候補として有力だったのはラプラス(歌を歌う・恐竜が好きだから)だったらしい。それはそれでなんだか意外な選出で面白かった。それにしてもフカマルがわたしにしっくりくるので、この贈り合いは大成功だった。みんなもやろう、ポケモンfit交換会!
そのあと、タワレコに向かった。サカモトデイズのカフェに入店し、欲しかったグッズを買いコラボメニューを食べた。
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発表されたばかりのアニメPVが流れる店内で、アニメはどこまでやってくれるかなあ……と考える。南雲の「どれで逝きたい?」あたりまではやってくれないだろうか、などと想像しつつ、クレープを食べた。
今週買ったもの
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ずっとほしかったカシオの時計が届いた。今まで腕時計を一度もつけたことのない人生だったのは特にかわいいと思える腕時計が見つからなかったからなのだが、この時計を手に入れたからには腕時計をどんどんつけていきたいと思っている。シンプルなシャツにジーンズ、サンダルとこの腕時計の服装で夏を過ごすのが楽しみだ。
Unicoのクッションカバー
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新しく届いたソファに置くクッションのカバーで、かわいいのがあったらほしいなといろいろ探していた。色合い的にも絵柄もかわいいのでこちらを迎えた。holiday! イイ感じだ。
Xで見かけた真珠の取り出し体験に参加したく、品川駅近くでお昼を食べてから大森海岸駅で降り、しながわ水族館へ行った。水族館は久々だったので、テンションが上がる。水族館は涼しいし薄暗くて楽しい。そもそも水の中って異世界感があって好きなのだ。
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しながわ水族館はけしておおきい水族館ではないけれども、展示の魅せ方に工夫が合ってとてもよかった。生まれたばかりの子アザラシや水中トンネル、イルカショー中のイルカを水の中から見られる水槽などがあって、いいね~と眺める。真珠の取り出し体験は昼過ぎに行っても予約できたし、待つ時間こそあったものの展示を見ていればすぐに順番が回ってきた。
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真珠の取り出し体験は、山盛りになったアコヤ貝の中からこれだと思うものをひとつ選んで、自分で貝を開きつつ真珠をピンセットで取り出すのが一連の流れだった。貝を開くのも真珠を取り出すのもそんなに難しい作業じゃない。担当してくれたおじさんがとても陽気な人で、わたしや友人、同じテーブルについていたカップルが真珠を取り出すたびに「ナイスパール!!」とにこにこわらって言ってくれるような人だった。
おじさんは取り出した真珠についてもひとつひとつ解説してくれた。わたしの取り出した真珠はやや黄みがかっていて、ゴールドだから金運が上がる真珠だね~! と言われた。友人の真珠はシルバーで、照りが良くて素晴らしいね~! と言っていた。隣に座るカップルの分も解説してくれるおじさんの話を聴きながら、真珠ってそんなに種類あるのか……と感心させられた。取り出した真珠はみないろみや大きさ、照り、色が異なっていてそれも面白かった。1000円での体験にしては十分だった。
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そのあと、その場で真珠をアクセサリーに加工してくれるとのことだったのでわたしはブレスレットに、友人はイヤリングにしてもらうことにした。加工にかかる時間は40~50分程度で、そのあいだに外のカフェで軽くおやつを食べ(しながわ水族館は半券さえ持っていれば再入場できるのだ)、のんびりと過ごした。受け取ったブレスレットを早速手首に着け、日に翳す。外れやすい点を除けば夏にぴったりのブレスレットだ。
この日は友人がやや風邪ぎみだったので早めに解散したのだが、別れた後のわたしは最寄り駅に向かわず上野駅に向かった。何としても夜ごはんに「一蘭」のラーメンを食べたかったためである。
わたしは神座以外であまりラーメン店に足を運んだことがないのだが、この度、委員長こと月ノ美兎の動画を見て一蘭にぜひいきたい……! となった次第だった。さんぽ神といいわたしは何かと委員長の動画の影響を受けまくっているのだけれども、なんというか、委員長は他人に興味を持たせたり「行ってみたい」「やってみたい」と思わせる動画の構成が上手すぎるのだ。きっかけにしやすい。
委員長の動画でしっかり予習したので、30分近く並んでから入店したものの戸惑うこともなく、初入店にも関わらずさも「よく一蘭に来ていますよ……」というような手際で入店から注文まですることができた。案内された席でゆでたまごの殻を剥き、あの一蘭を食す。
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これが噂にたがわぬおいしさだった。固い麺最高! こってりスープ最高! 翌日誰とも会う予定がないのでにんにくも多めにしてもらったのだがこれもまたよかった。目の前に掲示されている食べ方に従いつつ啜って完食し、人生で初めての「替え玉」(半ではあるものの)もし、一蘭を堪能した。ありがとう委員長!
スプラトゥーン3でビッグビッグランがあった。今までのビッグランステージの全てを遊べるというのに加え、3種のオカシラが同時に襲ってきて獲得できるウロコ量が3倍になるというものだ。また、新しいクマサン武器としてクマサンローラーが追加された。これはエンジンのついた改造ローラーですさまじい速さでシャケ達を轢くことができる武器となっている。これが楽しくて、結構な時間ビッグビッグランを楽しんだ。金ボーダーは余裕で越えつつ、ひたすらウロコを集めた。満潮の時に限ってオカシラ連合がやってくるので、ジョーとヨコヅナの腹を掻き分けて「このデブ!!!!!!!!!!!!!!!!!」とわめきつつ狭いステージを移動しなければいけなかったのが大変だった。お祭り騒ぎイベントはやっぱり楽しい。個人的な希望として、ランダムクマサンブキでガチマッチができるイベマがあったらいいのにな~と思っているところだ。絶対楽しい。
本を読んだり映画を見たりしてはいるものの感想録が追いつかない。このままでは7月大変なことになる。夏を前にワクワクするのでなく、ちゃんとやるべきことをやらなくては……。