#0314
さすがにカレンダー見ないと何したかは思い出せず。木曜日か。授業で、友達と住んでいるという先生のお家に。3人の友達(それぞれ配偶者、お子さんいる)が共同で銀行からお金を借り、土地を買い、リノベをし、一緒に暮らしている。お家自体は独立してて、共同のお庭とか、プレイルームとか、ワイン作ってたり、陶芸部屋があったり。週に1回はみんなでご飯食べる。定期的にハウスミーティングみたいなのやるらしい。すごいなあと。民主主義が盛んなデンマークだからこそ、一緒に暮らす上でこうしたいああしたい、こうすればいいじゃないかの話し合いがきちんとなされるんだろうなあと思う。想像だけど。
ほえ〜と見ただけだったけど、帰ってからデンマーク人の同じ授業受けてた友達にどうだった?と聞かれ、いろいろ話した。その子は、お金を出し合って共同の庭とか陶芸室とかそういうのを自分の家に持てるのも、子供がみんないるから、小さい子を育児する親が孤独にならないのもめっちゃいいと思った、たのしそう!と言っていて。なるほどたしかにそうみるとめっちゃ良さそうと思った。ただ、それを運営し、たのしく生きていくための、いろんな話し合いとか、そういうの、大変そうだなーというのが私の第一印象。まあいま共同生活してて、違うところに行きたいなあと思ってるモードっていうのもあるんだろう。
授業後、テーブルグループのアクティビティでさんぽに。散歩がアクティビティとして選択されるのよき。急に、このセメスターで学んだ事はなに?と質問をぶっ込んできた人がいて、今かよーでもおもしろいなーでも難しいなーと思いながら、最近思ってることを英語にしてみる。伝わったんだか伝わってないんだか。むずかしい、自分でもまだわかってないんだろうな。
夜、アクティビティは続き、ボードゲームをやる。デンマーク語のクイズのボードゲームみたいなやつで、なんにも分からず。分からないなーってきょろきょろしてたら、どっかのチームに入りたい?って聞かれて、なんかすごいあーあもうやだなあってなったんだよなあ。自分から言えなかったなあとか、周りに気を遣わせたなあとか、結局1月の初めからなんにも変わってないなあ、とかとか。明確に、ものすごく、落ち込んだ。これを書いてるいまは、違う風に捉えられてるけど、あの瞬間と、あの夜は、なんか、落ち込んだなあ。っていう夜だった。ちーん。
#0315
料理の授業。ステーキ。一緒にやるかい?とか、いい感じ?とか聞いてくれる人がいて、私はその人からの声かけや気配りは、素直にありがとう、優しいなあと受け止められるんだよなあ。これはきっと、私はその人とある程度関係性を築けてる、って自負があり、私だから声かけてくれるんだろうな、って思えているんだろうな。たぶん。ともだち、って感じ。うれしい。夜、デンマーク人の部屋に行ったら、めっちゃミラーボールギラギラで、ガンガン音楽かかってて、これが自分のヒュッゲだと言っていて、なんでもありなんだなと思うなど。
#0316
1月にオーフスのホステルで出会ったら日本人の子に会いにいく!オーフス大学に交換留学をしている。大学の図書館を見せてもらい、キャンパスをちょっとぶらぶらして、いろいろ話を聞いて。けっこうまじで、こういう選択もあったんだな〜〜としみじみ。もし来世があるなら、私は彼女が行ってる大学に行くという選択肢はわりと有力かも。
話してほんとそれな〜となったのは、結局、自分のポテンシャルを最大限に活かせるのは、日本語なんだよな〜と。日本語でのコミュニケーションが、第一条件というか。これを、英語でも同じだけのパフォーマンスを発揮できるようになるためには、英語というシンプル言語だけじゃなく、なんかいろいろ、文化とか、共有してるバイブスとか(ギャルみたい)、そういうのいろいろ必要なんだろうなと。そのために私はそこまで英語を頑張りたいのかなとか、そこまで時間をかけたいのかなとか、いろいろ思う。結局日本語で思考している時がいちばん、いちばんなんだろ、、いちばん考えられる、かな。
夜、その子が招待されてる、いろんなアジア人が集まる、持ち寄りパーティーに参加させていただく。そこの共通言語は英語、だがしかし、そんなにガンガンコミュニケーションをとりにいけず。あーあ、わたしの、この学校でガンガン行けない理由の言い訳がもう言えなくなっちゃった〜。シンガポールの人たちの英語が、めっちゃ中国語っぽく聞こえたという言い訳もできるけど。けど、まあ、きっと、英語のコミュニティにいたとしても、話しかける勇気とか、そういうの、いつだって難しさはあるんだろうなあととても思う。
総括、とてもよき日だった。ちょっと学校を出たら、こんなにいろんな世界が広がってるんだなあと。知り合いにはがんがん連絡とって、いろんな人に会いに行きたいなあと思う。いい日だった。
#0317
あさでんわ。図書館にいってポーランドでなにするか考える。行きたいところってそんなにないんだよなあって思う。明確に行きたいところ以外の、有名な観光名所とか、うーんって。図書館、本屋、ブックカフェは行きたいところ、だからそのへんを中心にまったりのんびりしようかな。夜はなんかいろいろはなす。最近思うのは、こんなに物理的にちかく、時間的に多く、おんなじ人たちと過ごす事ってないから、日本人同士で、いろんなことをつらつら話したり、考えたり、伝えたり、伝えなかったり、関係性を築いていくみたいなことも、ここでしかできないことだよなあ、と。わたしは、相手に対して言わないと分かるわけないじゃん、と思いつつ、でも、え、分かんないの察してよって思ってる節がとてもある。言わないと、伝えないとわかんないよって言葉は、自分にたいしていっぱい言ってあげたいね。
#0318
げつようび。授業はいかず。プレゼンみたいなのでつかう動画編集をずっとする。こだわりはじめたらいつまでもできちゃうやーつ。お昼ご飯のとき、大学、院まで終わらせてる人が、学生めっちゃたのしかったなあって言っていて、いいなあと思った。最近よく、大学院、または大学@海外という選択肢がきらきらして見える。やることが明確にあり、ディスカッションとかがたくさんできそう、休みも長期でありそう、みたいなね。これはきっと、状態にあこがれているなあ~海外で大学生しているということにあこがれる。でも、なにが勉強したいの?と聞かれたら、それはなんだろうなあ、って感じ。夜は、合唱のクラスのコンサートをききにいく。みんなね、たのしそうに歌っていた。たのしそう、という言葉だ。上手いとか下手とかの概念はそこにない、ってあえて書く位だから、上手いとは思わなかった、けど、たのしそうでいいなあ、ってすなおに思う。めっちゃパソコンに向かう日だった。
#0319
日本人授業で、GAIAミュージアムへ行く。これは前日からいろいろ調べてみた。とてもおもしろい!ミュージアムであり、学校でもあり、みたいな。ヘラルボニーに近いものを感じる。でもそれよりももっと、うーんなんだろう。なんか違う気がする。いやあ、なんか、正直、ぜんぜんわからなかった。こんど2日間こちらに実習に行けることになった、とてもうれしい、けど、なんか、なんもわからなくてなんかよくわからない。なにがわからないのかもわからない。これは睡眠不足か。事前調べをしていったから、説明が聞き取れたり理解できたところもたくさんあった。けど、なんだろうなあ、わたしはアートに興味がないのか、うーんそうじゃないよなあ、福祉事業所感はぜんぜんないし、えーなんだろう。まあまた行けるからそのときに考えてみよう、あと、働いている人(サポーターとして)たちに聞きたいことをたくさん考えておこう。
今日聞けておもしろかったのは、他の場所でもサポートする人としてアートを教えることで働いていた人が、ここの仕事は、教えるってよりはもっとなんか、気持ちとか、その人のなにかを引き出すとか、そういう事だよっていってた事。あとは、アートはアートだから。障がい者の人が生み出したアートとかそういうのじゃなくって、アートとして楽しんでねみたいなことを言ってたこと。ここにはめっちゃ勝手にヘラルボニーを感じた。
よし、おいついてよかった。いったんおわり。