充電コードを買いに行く。割と昨日と同じテンションで萎えてるけどもうしょうがない。なんかどこに行きたいかわからなくなる。心の迷子って感じ。
塩の洞窟?の場所へいく。世界遺産らしい。電車が快適。
地下深くふかくに掘られた場所。めっちゃ階段下った。地下は息が苦しくなる気がする。昔はここから塩を削って、地上に持って行ってたらしい。そういえば今って塩はどうやってつくってるんだ、海水を乾かしてる?はてな。
英語のガイド。笑いが起きてたとこ、4分の1くらいしかわからなくて悔しい。でもしょうがないよなあ、だって英語圏で生まれて生きてきてないもん、という適度なあきらめを覚えたい今日この頃。あきらめていいのか、っていう気持ちがずっとあるから、覚えられないんだろうな。
歩き疲れる。でも天気が良くて寒くなくてうれしいからまた街を歩く。このくらいのコンパクトな感じ、とてもよい。
ポーランド語、なにもわからず、またもや振り出しに戻る。でもなんとなくで買い物はできる不思議。デンマーク語とも、ドイツ語とも全然違う感じ。「ありがとう」すらなにも分からない。この4ヶ月で、ヨルダン、デンマーク、ドイツ、スウェーデン、そしてポーランドと5カ国目。そして来週にはノルウェー。軽率に国境を越えすぎていて、言葉をちょっとでも調べたとこーみたいな気持ちにならない。あまりよくないなあ、リスペクトとして、ちょっとは知ってから行きたい気持ち。せめて「ありがとう」だけでも。
歩いてたら図書館をみつける。うれしい。なんかスタイリッシュ。
ポーランドはね、なんだろう、なんだろう、活気を感じるぜ。人が多い、ごちゃごちゃしてる、デンマークで感じる余裕、余白がない。生活してるぜ生きてるぜ!って感じ。人もそんなににこにこしてない?目が合っても笑わない、そんなに目が合わない?デンマークとはだいぶ違う印象。お顔も違う。同じヨーロッパと括ってしまえばそうだけど、北欧デンマークと、東欧ポーランド(たぶん)、ちがうな〜。物価も全然違うし。まあこんなもんか、って感覚で買い物できる。デンマークにいて感覚バグってる説は濃厚。
ポーランド料理。餃子みたいなやつ。名前は忘れた。いちばん伝統的なのをお願いしたら、中身はポテトとチーズ。とても味がついてる。お酒が好きな人はつまみにいいんだろうな。これとビールとかよさそう。ビールが好きな人は。食べれて満足。
あしたはアウシュビッツミュージアム。日本人ガイド。いつからかは覚えてないけど、数年前から行きたかった所に明日行けるんだ〜と思うと感動。今回のデンマーク留学に当たって、わりと唯一レベルの、絶対に行きたい所だった。こんなにはやく叶ってしまうなんて。
予習として、Kindle Unlimitedで読めるヒトラー、ホロコーストあたりの本を読む。本を読むためにカフェに入ったり、宿に帰る前にマック行ったり。おしゃまっく。こういうふらっとマックに行けるの都会のすきなとこ。あとね、匿名性の高さ。思い出した、都会の居心地の良さ。
世界史の記憶がよみがえる。あと、夜と霧の記憶も。自由からの逃走。人間の弱さというか、何かに強いものに縋りたくなる、任せたくなる、自分で考えるのを放棄することを選ぶ。放棄したという自覚もないんだろうな。同じ構造のことって、規模を考えなければ、どこでも何度でも簡単に起きてしまうんだろうなあと。
明日はどんな気持ちになってるかな。おわり。