#0107 BPA制度に関して調べたこと、考えたことめも

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BPA(Borgerstyre(≒自治体) Personal Assistance)

  • 当事者が雇用主となって、介助者を雇う

  • BPAを使えるのは、「重大な、かつ継続的な身体or精神障害があり」「個人的、かつ実践的(practicalってなんだ)なサポートでは十分でなく」「広範なサポートが必要とされる」「18歳~65歳の」人

  • BPA制度を利用するためには、

    • 雇用主として、面接をする

    • 人を雇うに当たっての法・制度周りのことをやる

    • 自分の介助についての説明やトレーニングを介助者にする

    • 介助のスケジュールや必要なものなどを自分でまたは介助者と一緒に決める

へーー。主体性、権利、いろんなものが守られているんだろうけど、実際これを使える人はかなり少ないらしい。事故などで後天的に介助が必要になった方とか。この学校に、BPAについての授業があるらしい。これは障がい者むけだよー言うてた。何を学ぶんだろう。お金の計算とか、カレーを作ってもらうとしたら、どのスーパーでこの具材をこのくらい買ってきてとか、介助者たちのシフトとか全部自分で決めるんだって、雇用主として。ほえー。

あ。あと、この雇用主としての権利?を近しい親族(主に配偶者、同居者、両親、兄弟)とか、プライベートカンパニー(って書いてたけどなんのことだ)に渡す事もできるらしい。ほえー。

でも、その、権利を渡すと決めたのはその当事者であることと、介助者を雇う事で発生する金額は知っておく必要がある、みたいなことを書いてあった。たぶん。

聞いたことと調べたことのめも。いろんな人に聞いてみたいなー。どう思うーとか、使ってく予定ー?とか。仲良くなりたい。

ぎもんめも

  • なにをもって「重度障害」って判断されるんだ。なにか基準はあるのか。日本で言う障がい者手帳の級、種みたいなものはあるのか

  • これを使えない(IQ的なところとかで)人たちは、どうしてる

比較として、札幌市のPA制度

  • 使えるのは、「札幌市から障害者総合支援法に基づく重度訪問介護の支給決定を受けている方で、ご自身もしくは支援する方の責任において、介助者の募集、介助方法の指導、金銭管理等が行える方が対象となります」

    • ご自身もしくは支援する方の責任、ってすぐ支援する方、っていうのが出てくるんだなー

    • 「ご自身」が行える人、どのくらいいるんだろうか。てか指導とか募集とか、経験ないとむずかしいよなあ。それのhowtoを教えてくれるところはどこかあるんだろうか

  • PA制度をつかうにあたっての留意点「PA制度は、~~介助者への指導、シフトの調整、報酬の支払い等の責任が発生します。PA制度の利用を検討する場合は、このような制度の特徴をよく理解した上で、利用するかどうかを決定してください。」

    • 指導、シフト調整、支払い責任、っていうのはつまりどういうことなのか??っているのを教えてくれるところはあるのかなー。

ほえー。札幌のPA制度と、デンマークのBPA制度、この学校の障がいのある学生をサポートしてる制度(入学前に当事者が介助者(同じ学生)の面接をして、だれに介助をお願いするか自分で決めてる。介助者はお給料もらえる) は、似てるなあって思うんだけど、わたしの知ってる札幌PA制度の感じとは、なんかめっちゃちがうんだよなあ。実態といっても、一人しか利用されてた方知らないけど。雇用主、みたいな感じはなかったなー。はて。なにがこんなに違うのか。

あとなんで、札幌市にPA制度がお導入された2010年?以降、日本のどこにも広まってないんだろう。もう14年も経つのに。受け入れられてないのか、知られてないのか、アシスタントになる人は、有資格者とかじゃないから、そこに対するなんかハードルもあるのかなあ。当事者、家族、まわりの支援者たち、なんかよくわからない社会の目、みたいな?何かあった時の責任はどうすんだ、的な。知らんけど。でも働いてた時も、PAさんてなんなんだ?なんか資格持ってる人?みたいなやりとりをしたのをめっちゃ覚えている。資格持ってる人が支援してる人、ってなってるよなあ。そう思ってたし。私はそうじゃなかったけど。ここにいるとなんかすごく不思議な感じ。まじでたぶんふつーの若者たちが、人の生活周りの介助をがっつりやってるもんなー。

自己決定ってなんでしょう。自由意思ってなんでしょう。サポートするとはなんなんでしょう。はて。

学習欲と、収集癖がつよくはたらいた。時間がいっぱいあるし疲れてないと、えーなにそれーって思ったことをたくさん調べられてうれしい。けど、こうやってパソコンかたかたで調べるだけじゃなくって、ねーねーって誰かにも聞いて調べたい。聞ける人はまわりにたくさんいる。